生涯未婚率はどのくらい?未婚率が増加する背景

目次
「未婚」が深刻化しているって本当?
「これまでずっと独身できたし、今更結婚できる気がしない」
「一生独身の人も、そこそこいるんだよね?」
未婚の男女が増え、深刻化していると聞いたことはありませんか。
晩婚化・未婚化が進み、40代・50代の促進者が増えているのは事実です。
一生独身の人を表す「生涯未婚率」とは
近年、未婚率の増加が話題になっています。
原因は、女性の社会進出や経済的な問題で結婚できない男女が増えていることなど理由は様々。
では、実際のところどのくらいの未婚率なのでしょうか?
ここでは、男性女性の生涯未婚率を紹介します。
生涯未婚率とは、50歳時点で一度も結婚したこと無い人の割合のこととします。
国立社会保障・人口問題研究所のデータによるとの男性の生涯未婚率は、20.1%(2010年)に対して2015年(2015年)には23.6%まで上昇しています。
一方、女性の生涯未婚率は10.6%(2010年)に対して14.1%(2015年)まで上昇しています。
生涯未婚率の推移
【2015年】
■男性:23.6%
■女性:14.1%
【2010年】
■男性:20.1%
■女性:10.6%
男女ともに、未婚率が上がり続けているということがわかります。
男性は4.5人に1人が一生独身。
女性は7人に一人が生涯未婚であるということがわかります。
社会的背景から、結婚適齢期が遅くなってきているとはいえ、20年の間に約20%も上昇しているというのは、衝撃的です。
このまま生涯未婚率が上昇する可能性もあるということをしっかり認識して
今後の婚活を考えると良いでしょう。
都道府県別に分析!生涯未婚率の違い
では、都道府県別でみるとどんな傾向があるのでしょうか?
ここでは、都道府県別の生涯未婚率の状況を紹介します。
都道府県別の生涯未婚率をみると、
男性は、1位は沖縄(26.2%)、2位は岩手県(26.16%)、3位は東京都(26.06%)
女性は、1位は東京都(19.2%)、2位(北海道:17.22%)、3位(大阪府:16.5%)
という結果になりました。
■1位 沖縄県:26.2%
■2位 岩手県:26.16%
■3位 東京都:26.06%
■45位 福井県:19.19%
■46位 滋賀県:18.25%
■47位 奈良県:18.24%
■1位 東京都:19.2%
■2位 北海道:17.22%
■3位 大阪府:16.5%
■45位 岐阜県:10%
■46位 滋賀県:9.21]%
■47位 福井県:8.66%
さらに、1980年と2015年のデータを都道府県別に比較すると、関西よりも東日本の未婚率の増加が顕著なのがわかります。
平均して、積雪量が多い都道府県の未婚率は低い傾向にありました。
そもそも、結婚したい人が減ってると言うこと?
平成28年版少子化社会対策白書の調査結果によると、18~34歳の未婚者のうち、男性は85.7%、女性89.3%の人が“結婚したいと思っている”ことがわかりました。
■18~34歳の未婚者:女性89.3%
男女ともに、結婚したいと思っている人は80%を超えるのです。
男性は一般的に結婚意欲が低いと思われがちな部分もありますが、18~34歳の未婚者は男女ともに結婚意欲が高いということがわかります。
この結婚意欲の高さがあるにも関わらず、未婚率が高いという事実は実にゆゆしき事態です。
結婚にはコツがいる!「自己評価&恋愛力」の真意
「どうしても結婚したいわけでもない」
「今は忙しいし、50くらいまでに結婚できればいい」
「別にひとりでも生きていけるし」
…それは、あなたの本心でしょうか。
もしも、心のどこかで「本当は結婚したい!家庭を持って落ち着きたい!」「誰かと支え合って生きていきたい!」と思う気持ちがあるのなら、行動を起こさなければなりません。
結婚って、結局は人と人とのつながりです。
まずは自分自身が “恋愛でどうなりたいのか” を考えてみることがおすすめ。
「どんな相手が、自分のことを好きになってくれるのか」と、消去法のようにパートナー候補を探していても、なかなか“答え”は出ません。
しかし「自分はどんな恋愛をしたいのか」を考えれば、逆算で「どんな相手を選べば恋愛がうまくいくのか」ひいては「どんな女性と結婚するべきなのか」がわかるものです。
「アクティブなデートがしたい!若々しくいたい!」
「ほっておいてくれる男性がいい。休日はそれぞれの時間を過ごしたい。」
「毎週会いたい。甘えてくれる彼女がいい。」
「インドアデートを楽しみたい。一緒に料理したりとか。」
そんな風に、付き合ったらどう過ごしたいのかを具体的に考えてみると、理想のパートナー像がグッとリアルになるでしょう。
自己評価と向き合い、恋愛力を調べる方法
なかなか結婚できない男女の共通点は、自己評価が適正ではないということ。
自分の価値を過大評価して、高望みばかりしてしまったり。
逆に自分を過小評価して、ネガティブになってしまったり。
自己評価が適正でない男女は、貴重な時間を浪費するばかり。
“恋人いない歴”をどんどん長引かせ、恋愛をこじらせ、独身街道まっしぐらです。
あなたの【本当の恋愛力】はどれくらいなのでしょうか。
自分自身の恋愛観(結婚観)を、客観的に見つめ直すのは難しいことです。
しかしこのままでは、本当に一生独身になってしまいます。

「自分自身の恋愛力」がわかっていないために恋愛がうまくいかない男女は、とても多いんです。
あなたの「恋愛力」を正確に知る方法とは?
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まずは、いままでの恋愛とじっくり向き合って、恋愛偏差値を受け入れることも大切なんです。
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生涯未婚率が上がっている原因とは
ここまでは、生涯未婚率や結婚意欲について説明してきました。
では、なぜ生涯未婚率は上がっているのでしょうか?
ここでは生涯未婚率が上がっている原因を紹介します。
現在、生涯未婚率が上がっている理由は、「いい相手に巡り合えない」「結婚資金が足りない」「結婚のための住居が買えない」などの理由が多いようです。
その背景としては、雇用が不安定になってきたことによって所得が低くなっていることが影響していると考えられます。
また、職場での出会いの減少も原因の一つだと考えられています。
また、お見合い結婚の減少や恋愛意欲の低さもひとつの要因と言えるでしょう。
生涯未婚率の歴史
初めに生涯未婚率が変化したのは、1986年の男女雇用機会均等法が施行されたことがきっかけだと言われています。
男女雇用機会均等法とは、採用における男女の格差を禁止する法律です。
これにより男女の賃金の格差が縮まり、女性の社会進出が進みました。
また、男性の未婚率の増加については、バブル崩壊がきっかけだと言われています。
バブル崩壊とは、1990年に景気が急激に後退した一連の出来事のことを言います。
バブル崩壊により不安定な非正規雇用が増加し、経済的な安定を得にくくなったと言われています。
データを受け止め前に進もう
いかがだったでしょうか?
結婚を考えると未婚率が気になる気持ちもわかります。
しかし、未婚率はあくまで統計上の数字にすぎないことも理解しておく必要があるでしょう。
結婚できるかどうかは、あくまで自分次第の部分が大きいです。
まずは、データをしっかり受け止め、自分はどうしたいのかしっかり考えることが大切です。