大人の恋愛してみませんか?―大人の恋愛をするための4つのポイント―

『大人の恋愛』
恋愛をしていく中で、この言葉に憧れを持つ方は多いのではないでしょうか?
しかし、具体的に「大人の恋愛ってどんなもの?」と聞かれるとイメージし辛い部分もあるかと思います。
ここでは、『大人の恋愛』をするために必要な要素などについて紹介をしていきたいと思います。
子供の恋愛と大人の恋愛の違い
『大人の恋愛』は年齢的に大人になったからといって自動的にマスターできるものではありません。
しかし様々な恋愛を経て、「大人の恋愛がしたい」と考えたとき、大人の恋愛の仕方をレクチャーしてくれる人がいるというわけでもありません。
あなたがもし「大人の恋愛をしたい」と考えたなら、まずは、
『子供の恋愛』と『大人の恋愛』
この二つの恋愛の違いを知ることで、大人の恋愛がどういったものかを理解することができると思います。
子供の恋愛は『外見』・大人の恋愛は『内面』
初対面で、人はまず外見を見ます。
これは恋愛に限ったことではありません。
しかし、恋愛を続けていく中で『相手の好きなところ』、『好きと言ってもらえるところ』がいつまでも”見た目だけ”でしかないのであれば『大人の恋愛』には程遠いといっても良いでしょう。
耳の痛い話かもしれませんが、『可愛い』『かっこいい』などの若々しい外見からくるものは、年齢を重ねる毎に衰えていきます。
年齢を重ねても衰えない『内面』=『心』を磨き、パートナーと心を大切にしたお付き合いをするということが『大人の恋愛』といえるでしょう。
子供の恋愛は『今』・大人の恋愛は『未来』
出会いも、惹かれ合う理由も人それぞれですが、その恋愛はどこへ続いていくものでしょうか?
子供の恋愛は『今』その時だけに意識が注がれがちです。
これは、”今の楽しい時間を逃したくない”といった思いからくるものも大きいでしょう。
しかし、大人の恋愛はその楽しい時間を『未来』まで続かせたいと願います。
自身の感情だけではなく、二人の未来のために意識を向けることができるということが『大人の恋愛』といえるでしょう。
子供の恋愛は『してほしい』・大人の恋愛は『してあげたい』
パートナーはあなたの心を満たしてくれる存在です。
しかし、パートナーがあなたの『してほしいこと』を叶えてくれるから満たされるというのでは、欲しかったおもちゃを買ってもらえて喜ぶ子供と然程変わりはありません。
パートナーに対して何かを『してあげられること』に喜びを感じたり、『してあげたこと』を喜ぶパートナーの姿に満たされるということが『大人の恋愛』といえるでしょう。
大人の恋愛4つのポイント
先に『大人の恋愛』と『子供の恋愛』の違いを挙げましたが、ここでは更に『大人の恋愛』をするための具体的なポイントを挙げていきたいと思います。
ポイント1:素直になる
素敵な大人の恋愛をするためには、まずパートナーに対して素直な気持ちを表現できなくてはいけません。
なぜかと言いますと、せっかくパートナーとの楽しい時間を過ごしていても、あなたがその気持ちを素直に表現することができずに隠したままでいれば、パートナーはあなたの気持ちが分からなくなり、結果的に、あなたに対してどう対応して良いかが分からなくなってしまうからです。
これは『嬉しい』『楽しい』といった場合だけではありません。
ミスを犯してしまったときなど、素直に『ごめんなさい』と言えない場合にも当てはまります。
大人になるにつれて、多少なりともプライドは出てくるでしょう。
しかし、自身の過ちを認めて素直に謝ることができるということは、パートナーとの信頼関係を上手く築くことにもつながります。
パートナーとの心のコミュニケーションを大切にすることは、大人の恋愛をするために必要な要素といえるでしょう。
ポイント2:距離感を大切にする
『好きな相手とずっと一緒にいたい』『好きな相手だから束縛したい』と思うのは子供の恋愛です。
二人の時間は大切ですが、離れているときもパートナーに「1日に○回は必ずLINEかメールをする」などのルールを強いたり、過度な束縛をしたりでは、大人の恋愛へのステップアップは難しいでしょう。
お互いが自立をして、相手の時間を大切にする。
お互いのパーソナルスペースを大切にする。
上記のことは、パートナーを信頼していなくてはできません。
会えなくても、離れていても、お互いへの気遣いや、相手に対して思いやる気持ちを大切にすることができるというのは、互いに信頼し、自立しているからこそ、なのです。
パートナーと一緒にいられないことで、不安になることもあるでしょう。
しかし、相手を信頼して程よい距離感を保ちながら付き合えるということは、大人の恋愛をするためには欠かせない要素といえるでしょう。
ポイント3:高め合える関係をつくる
『パートナーに対して自身ができること』『パートナーがしてもらって喜ぶこと』を想像し、実行できるのが大人の恋愛です。
これは、パートナーまたはあなたのどちらか一方だけが与え続けるということでは成り立ちません。
お互いにパートナーのことを想って与え、与えられるという関係が、結果としてお互いを思いやり、高め合える関係へと導くのです。
子供の恋愛はパートナーを「好き」「愛している」と言いながらも優先順位が高いのは自身です。
そのため、自身を優先してほしい気持ちから、相手のことを深く考えるまでには至らないのです。
大人の恋愛をするためには、「自身のことよりもパートナーを喜ばせたい」、「与える側になることに喜びを感じる」というように、お互いを想い、高め合えるようなパートナーとの関係を目指しましょう。
ポイント4:大人の恋愛は自己責任
恋愛をしていると、相手を傷つけてしまったり、自身が傷つくことがあったり、とするものです。
そのときに自身の責任をパートナーに押し付けたり、周囲の人間に庇ってもらったりするのは子供の恋愛と言って良いでしょう。
もちろん、パートナーが浮気をしたなどの場合を除いて、というのは言うまでもありませんが…。
未成年者の恋愛では、保護者が庇ってくれたりすることもありますよね?
しかし、恋愛に於いて、パートナーとの関係は二人で作るものです。
そして、その結果がパートナーとのトラブルとなってしまったとしても、周りに流されず、自身で考え悩み、どのように解決していくかを決める、ということが、大人の恋愛として求められます。
これは、他者に依存せず、精神的に自立をするということが大人の恋愛だと言い換えることもできるでしょう。
最後に
子供の恋愛、大人の恋愛。
どちらの恋愛が良い、悪いというものではありません。
また、そのどちらの恋愛をするのにも年齢は関係ありません。
年齢的に大人でも、情熱的で刺激的な子供の恋愛に憧れる方もおられると思いますし、その逆もあるでしょう。
しかし、パートナーと緩やかに、お互いを想い合えるような関係を築くことは、あなたを精神的にも自立させ、余裕のある素敵な大人へと成長させてくれるはずです。
大人の恋愛を意識することで、あなたとあなたの恋愛が素敵なものとなるよう祈っています。