男性が直面する「ネット婚活」の現実とギャップ

婚活といっても、現在は様々な婚活方法があふれています。
結婚相談所や婚活パーティー、街コンなどもそうですね。
その中でも特に利用者が多い婚活といえば、ネット婚活でしょう。
パソコンやスマートフォンから簡単にできるネット婚活は、今や婚活の主流といえるほど利用者も増えていますが、一方では現実の厳しさに打ちのめされている人もいます。
思っていた婚活と違ったり、なぜかなかなか進展がなかったりといった様々な理由もありますが、具体的な理由としてはどういったものがあるのでしょうか?
男性が直面するネット婚活の現実【3つ】
それでは、まず男性がネット婚活をするにあたって直面する現実にはどういったものがあるのでしょうか?
誰にでも起こりうる可能性があることなので、これから婚活をするという人もどんなものがあるのか覚えておいた方がいいでしょう。
プロフィールが当てにならない!
ネット婚活を始めた男性がまず直面する現実としては、プロフィールが当てにならない、ということでしょう。
プロフィールといっても職業や学歴などではなく、写真が当てにならないということです。
プロフィールには写真が掲載されていますが、女性の多くは写真写りを非常に気にします。
角度や光源の位置にも気を配り、あくまで自分の写真でありながらまるで別人のように見えるような写真を選んでいるのです。
その結果、実際に顔を合わせることになった時に写真と別人かと思ってしまうのです。
写真では好みの女性に見えたからこそ、そのショックは大きくなるものです。
こうして、ネット婚活をしていると時に厳しい現実を見せられてしまうのです。
マッチングが上手くいかない
また、ネット婚活で厳しい現実に向き合う時といえば、マッチングが上手くいかない時です。
別に全く女性との縁がない、ということはまずありません。
しかし、自分の好みである女性とのマッチングは全くといっていいほどできないのです。
そのくせ、自分のタイプではない女性からはいくらでもアプローチが来るという、意に沿わないことばかりが起こります。
ネット婚活をする上でこういった現実に直面してしまうと、自分のタイプの女性にアプローチをかけていくのが面倒になってしまい、タイプではない女性とマッチングしてしまう人もいます。
もちろんその結果上手くいって幸せなカップルになることもありますが、妥協をしてなったカップルが上手くいくことは少ないでしょう。
その人とカップルになっている間婚活を休むとしたら、数か月は婚活が遅れてしまいます。
そのため、本当にその人でいいのかをしっかりと考えてカップリングをした方がいいでしょう。
複数の人と連絡を取ることに抵抗がある
婚活では、複数の人と連絡を取りながら進めていくのが基本的なやり方です。
婚活でアプローチをかけたからといって付き合っているわけではないので、一人に絞って婚活をしていくというのは非常に効率が悪いからです。
数人の人と同時に連絡を取り、お互いの事を知っていく上で人数を絞っていき、実際に会うようになってさらに人数を絞っていくというやり方が効率のいい方法です。
最終的には一人に絞らなければいけませんが、その道中は何人と連絡を取り合っても問題はありません。
しかし、中にはどうしても複数の人と連絡を取り合うのは苦手、という人もいます。
婚活と付き合うということを混同してしまいがちな人ほど、抵抗感を持つ傾向があります。
そしてネット婚活では、こうした現実にも向き合う機会が増えてきます。
例えばこれまでメッセージをやり取りしていたタイプの女性から、相手が見つかったからとお断りのメールが届いたときなどはネット婚活の現実を特に痛感するでしょう。
婚活に慣れていくと徐々に抵抗感がなくなることも多いので、それまでは無理することはありません。
しかし、男女ともに複数の相手とやり取りするのが当たり前なので、少しずつ慣れていくといいでしょう。
ネット婚活をうまく活用するコツ【3点】
ネット婚活を上手く進めていくには、現実をきちんと見据えた上で上手く活用していかなくてはいけません。
しかしどうやったらうまく活用できるのでしょうか?
活用するためにはどうしたらいいのかを紹介していきます。
プロフィールを充実させる
まず、ネット婚活における現実を活用するためにはプロフィールを充実させましょう。
現在のプロフィールでは、自分のタイプである女性にアプローチをかけても相手にしてもらえない、ということが分かっています。
それならば、タイプの女性に気に入ってもらえるように、プロフィールの記載内容を見直して充実したプロフィールを作成していきましょう。
そうして、相手の好みに合うようなプロフィールを作成していくように心がけましょう。
ネット婚活では会員の人数が多いので、プロフィールを見て相手にしなかった人のことまでいちいち覚えていないのが現実です。
そのため、一旦アプローチに失敗してもプロフィールを充実させてから再度アプローチをかけるとうまくいくこともあるのです。
アプローチに一度失敗したからといって諦めずに、再チャレンジをしてみましょう。
相手に求める条件を考える
ネット婚活で希望の相手とマッチングできないということは、現実的な条件での相手探しをしていないという可能性があります。
そのため、マッチングがどうしてもできない場合は相手に求める条件を考え直してみるというのも有効な手段です。
相手に求める条件をどの程度まで下げればいいのか、もしくは別の条件を優先して相手を探せばいいのかは人それぞれ異なります。
そのため、まずは自分が相手に希望する条件を見直して、それぞれ1段階ずつ下げていくようにしてマッチングする相手を探してみましょう。
ネット婚活では、特にこの条件の男性にはこの条件の女性、と決まっているわけではないので、たまたま自分の希望通りの女性が自分とマッチングするということもありますが、あまり現実的ではありません。
それよりも、理想の相手を探す傍らでマッチングしやすい相手とも連絡を取り合ってみましょう。
もしかしたら、その中にぴったりの相手が見つかるかもしれません。
メッセージは時間を決めて送る
ネット婚活ではたくさんの人と並行してメッセージをやり取りするので、そのメッセージにいちいちすぐ返信するというのは現実的とはいえません。
しかし、メッセージを受け取ってからあまり待たせるというのも申し訳ない、と思う人も多いでしょう。
そこで有効なのが、メッセージは1日1回、決まった時間に送るというやり方です。
実のところ、相手の女性もほとんどが何人かにメッセージを送っているので、すぐに返信できる人ばかりではありません。
女性としても、1日1回と区切られるのは助かることが多いのです。
そのため、例えば仕事が終わってから寝るまでの間に、など時間の幅をとって返信していくとたくさんのメッセージを受け取っても管理が楽になります。
また、どう考えても定型文しか送ってきていないような女性は見込みがないので、霧のいいところでメッセージのやり取りを切り上げてしまいましょう。
そうしてメッセージのやり取りをする相手が少数になってきたら、今度は時間の制限を気にすることなくじっくりと話をするようにしておきましょう。
メッセージをくれた女性を無下にするのはもったいない気もしますが、本命を逃さないように工夫してメッセージのやり取りが苦痛にならないようにしましょう。
ネット婚活で成功するための心得
婚活を始めた男性の多くは、ネット婚活でその現実を味わうことでショックを受けることがあります。
そんな時は、いろいろと工夫をすることでネット婚活における現実を利点に変えてしまいましょう。
ネット婚活はたくさんの人と出会うことができる優れた婚活方法ですが、会員すべてがタイプの相手とマッチングできるとは限りません。
なるべく希望に近いような相手とマッチングするためには、そのためにどうすればいいかを考えながら婚活をしていきましょう。