男性の結婚ラッシュはいつ?結婚ラッシュで何が変わるのか

結婚適齢期を迎えると周囲では結婚ラッシュが起こりやすくなり、男も女も次々と結婚していきます。
周囲で結婚ラッシュが起きているとき、それをただ眺めているだけでは、気が付いたら友人の中で自分だけが独身…ということになりかねません。
結婚ラッシュが起こったときに焦るのは女性だけではなく、男でも一緒です。
自分だけ独身…となってしまうと、その後は友人との話題にも取り残されやすくなるなど、今後の付き合いにも影響が出るかもしれません。
それでは男が結婚ラッシュに取り残されないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
結婚ラッシュは男性にもある?
「結婚ラッシュで焦る」という意見は、男性よりも女性に多いような気がします。
それでは、男性には結婚ラッシュは訪れないのでしょうか?
答えは、ノーです。
男性でも、同年代の男性が立て続けにどんどん結婚してゆく結婚ラッシュを体感する人は多いです。
特に、30歳でそれを感じる人が多いそうです。
結婚ラッシュで感じるプレッシャー
結婚ラッシュが起こると、知人の男性や実家の近所でも年が近い人たちが結婚していきます。
すると、どうなるでしょうか。
両親から結婚を急かされる人も少なくないのではないでしょう。
「近所の○○君が結婚した」「同級生の○○ちゃんが子どもを産んだ」という連絡が来るようになり、「あなたは結婚の予定ないの?」といわれる人も多いでしょう。
そうやってじわじわとプレッシャーをかけられていきます。
また、現在彼女がいる人は彼女からプレッシャーをかけられることも多いでしょう。
女性の場合は結婚ラッシュに対して男性よりも敏感なので、結婚を真剣に考えている相手と付き合っているのであれば、さりげなく友人がどんどんと結婚していくことを伝えて、彼氏の目を結婚に向けさせようとするでしょう。
そうやって徐々にプレッシャーをかけていくのです。
周囲の結婚ラッシュは、男性にとってはプレッシャーをかけられる原因となるのです。
遊べる友人が減ってゆく
結婚ラッシュによって周囲の友人が結婚していくと、男性にとっては生活が変化していくことにもつながっていきます。
これまで友人と遊びに出かけていた時間があったとしても、友人が結婚してしまうと夫婦で過ごす時間が主になるので、一緒に遊びに行くような時間が減ってしまうのです。
そうなると自分が一人で過ごす時間も増えていきます。
するとどう思えてくるでしょうか。
結婚した友人のことをうらやましく思うことも増えていくのではないでしょうか?
特に、友人が結婚した相手が自分にとっても結婚相手として理想に近い場合などは、その思いも強くなっていくでしょう。
結婚ラッシュで、自分も結婚したくなる?
それでは、周囲で結婚ラッシュが起こったときには男であっても自分も結婚したくなるものでしょうか?
実際に周囲で結婚ラッシュが起こった際、自分も結婚したいと焦る男性は1割ほどしかいないといわれています。
そのため、直接的に結婚ラッシュの影響を受ける男性はほんのわずかといっていいでしょう。
ただ、前述したように周囲からのプレッシャーや生活の変化など、直接的ではなく間接的な理由として結婚を意識するようになっていきます。
女性の場合は、友人に負けたくないという競争意識が働いて結婚を焦ることが多いのですが、男性は周囲からの目や評価を気にするようになると結婚を強く意識するようになるようです。
つまり、周囲で結婚ラッシュが起こった時、周囲にプレッシャーをかけてくるような相手がいる場合は結婚を急かされることもありますが、自主的にその流れに乗って結婚しようと考える男性は少ないということになります。
男性が結婚したいと感じる瞬間
それでは、結婚ラッシュ以外で男が結婚をしたいと思うのはどういった時でしょうか?
男性が結婚を望むきっかけとなる理由について紹介していきます。
なんらかの節目となったとき
男性は何らかの節目となるタイミングで結婚を考えることが多いようです。
それは年齢的な節目の場合もありますし、仕事上で昇進した時の場合もあります。
また、父親が結婚したのと同じ年齢になったというのも節目として考えられます。
こうした節目を迎えたタイミングで結婚を強く意識するようになるのですが、例えば30歳になったなどの年齢的な節目であれば、それは学校の同級生であればそろって迎えることになります。
その結果として結婚ラッシュが起きるので、男性がそれに乗る場合は同じように節目と感じた場合が主流になります。
また、昇進した時などは結婚ラッシュとは関係なく、男性が個人的に結婚を意識するタイミングとなります。
どちらかといえば、年齢よりも出世などのタイミングで結婚を意識する人の方が多いでしょう。
なぜかといえば、経済的に安定するからです。
昇進すると当然ながら昇給も伴います。
そうなると経済的な余裕も出てくるので、結婚についても考える余裕が出てくるのでしょう。
男性はこうした節目のタイミングで結婚を意識しやすいのです。
ネガティブなことがあったとき
ネガティブなことがあった時も、結婚を意識するタイミングとなります。
ネガティブなことというのは、例えば自分が病気やケガで入院することになったときや、両親など近しい人が病気で倒れた時などです。
自分が病気やケガで入院した時、一人暮らしであれば世話をしてくれる人がいません。
何か必要なものがあれば、見舞いに来た友人に頼むなどしなくてはいけないことも多いでしょう。
そうなると、どうしてもさみしさを感じてしまいます。
入院までいかなくても、病気などで体が不自由な状態になるとどうしても不安な気持ちもわいてくるでしょう。
そんな時、男性は結婚を強く意識するようになるのです。
また、自分の親が病に倒れてしまった時は、結婚して安心させてあげたいといった思いや、元気なうちに孫の顔を見せてあげたいと考えるようです。
いつまでも元気でいると思っていたのに、病気になった姿を見ることでいつまでも元気でいるとは限らないという現実に思い至って結婚しようと思えるのです。
特に、両親から祝福されて結婚したいと思うのであればより急いで結婚しようと思うでしょう。
彼女がいる場合、彼女と一緒にお見舞いにいっていろいろと世話を焼いてもらうことで円満な人間関係を構築することもできます。
また、これまでは結婚に反対されていた場合でも、病気になっているときは弱気になるので改めて認めてもらいやすいという利点もあります。
このように、様々な状況の変化があると結婚を強く意識することがあります。
世間的な平均と合致したとき
男性が意外と気にするのが、世間一般の平均値というデータです。
結婚が早すぎるのか、遅すぎるのか。
また、どの程度の貯金があれば安心して家族が暮らせるのか。
こうした点の判断基準として、平均データを気にするのです。
特に気にされるのが、平均貯金額です。
実際のところは収入額や生活によっても異なるので、平均貯金額は当てになるものではありません。
しかし、果たしていくらあれば結婚しても安心できるのかといえば判断が難しいので、平均貯金額をあてにしてしまいます。
その貯金額に達していれば、平均的な暮らしはできるだろうという安心感が生まれるのです。
平均結婚年齢も同じように、まだ結婚は早いのか?いくつくらいで結婚することを目指したらいいのか?という判断基準が欲しいため、データに頼ります。
周囲を見渡せば、自分より若くても結婚している男性、年上だけど独身の男性など様々でしょう。
結婚ラッシュは男性の場合、平均結婚年齢より少し手前の年齢で起こりやすいので、結婚ラッシュが起きた時に平均結婚年齢を調べると準備期間としてちょうどよくなるでしょう。
こうしたデータを気にするのも男性にはよく見られるタイプです。
結婚ラッシュは、結婚願望を高めるか?
結婚ラッシュが起きた時は、男女でその受け取り方が異なります。
女性の場合は自分も急がなければと焦る人が多いのですが、結婚ラッシュが起きたからといって気にしない男性が多いのです。
しかし結婚ラッシュ以外のことをきっかけに結婚を意識する男性はかなり多く、そのきっかけとなるのは自分のことや周囲の状況、もしくはデータ的な面で結婚を考える条件に合致した場合となります。
また、結婚ラッシュが起きると結婚式に出席する機会も増えるので、その2次会などで出会った相手と交際して結婚するということもあります。
結婚ラッシュは男性にとって乗っかるものではありませんが、きっかけになる場合もあるということです。