女性の結婚ラッシュはいつ?乗り遅れても焦る必要はない理由

結婚ラッシュの渦中にいる女性の多くは、焦りを感じてしまうと思います。
まわりが結婚し始めたというのに、自分は独身のまま…という状況が、アンニュイな気持ちにさせてしまとことでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
今のあなたは本当に不幸せですか?
今の憂鬱は、「結婚しているみんな」によって引き起こされたのであって、「独身の自分」が直接的な原因ではないのです。
つまり、比較対象ができたことで一喜一憂しているに過ぎません。
今回は、女性の結婚ラッシュはいつなのか?という考察と、結婚ラッシュに女性が結婚する弊害についてお話ししたいと思います。
目次
女性の結婚ラッシュは3回くる
実は、結婚ラッシュは3回くるということを、女性のみなさんはご存知ですか?
これは、容姿や生まれ・育ちなどのスペックに関わらず、多くの方に訪れるタイミングであると言われています。
前半は、この不思議な現象について、ご説明していきましょう。
【23歳~26歳】第一次結婚ラッシュ
第一次結婚ラッシュは、23歳~26際頃に訪れると言われています。
理由は、長年付き合っていたカップルが社会人になったのをきっかけに、結婚を決める方々が多いからだと考えられます。
第一次結婚ラッシュのポイントは、男性も女性も、学生時代にパートナーを見つけているということです。
結婚するのを心に決めていても、「まだ学校を卒業していないから」「まだ就職していないから」という理由で、結婚を先延ばしにしている状況と言えるでしょう。
晴れて、卒業・就職の節目を迎えたタイミングで、結婚ラッシュが訪れるということです。
また、「好き=付き合う=結婚」という思考になるのも、第一次結婚ラッシュの女性の特徴だと思います。
相手のスペックを吟味する時間が充分にありながら、そうしないというのは、恋から始まった結婚のセオリーでしょうね。
第一次結婚ラッシュの男性や女性は、まだまだ、勢いで結婚できる年齢です。
“何も持っていない”ということが、早期の結婚に深く結びついている可能性もあります。
この時期の結婚は、愛情のウエイトが大きいと言えるでしょう。
【28歳~29歳】第二次結婚ラッシュ
第二次結婚ラッシュは、28歳~29際頃に訪れると言われています。
理由は、30歳までに結婚するという目標達成のために、結婚を決める方々が多いからだと考えられます。
第二次結婚ラッシュのポイントは、男性も女性も新卒後、早い段階で就職先や交友関係の中でパートナーを見つけているということです。
ここでも、やはり「もっと収入が安定してから」「もっと貯金がたまってから」という理由で、結婚を先延ばしにしている状況が考えられます。
できれば、20代のうちに結婚したいと思ってはいるものの、不安の方が大きく、現状維持で精一杯なのではないでしょうか。
ところが、30歳を目前に控えると、話は別です。
第二次結婚ラッシュを迎えた女性というのは、現状で足踏みするより、結婚してから将来について考えた方が良いのではないか?という思考にシフトチェンジするのです。
やはり第二次結婚ラッシュの女性にとって、「20代で結婚した」というのと「30代で結婚した」というのでは、印象が大きく変わるでしょう。
29歳でも、20代には変わりありません。
「私は20代で結婚したのだ」という事実が、第二次結婚ラッシュの女性における、一つのステータスになっているのです。
その思考に、男性はしばしば付いていけないと感じることもあるでしょう。
第二次結婚ラッシュが現実味を帯びるかどうかは、ある意味、女性の押しの強さで決まると言っても過言ではありません。
【34歳~36歳】第三次結婚ラッシュ
第三次結婚ラッシュは、34歳~36際頃に訪れると言われています。
理由は、子供を育てたいという思いから、是が非でもと、結婚を決める方々が多いからだと考えられます。
第三次結婚ラッシュのポイントは、結婚相談所を利用することでパートナーを見つけている方が多いということです。
第三次結婚ラッシュにあたる女性は、年齢の壁から、自然な形で出会うのが難しく、また、恋愛感情も乏しくなりがちです。
結婚は、愛情よりもスペックを重視したいと考える女性が多くなるのも、この時期の特徴ではないでしょうか。
また、第三次結婚ラッシュにあたる女性にはタイムリミットが存在するため、「結婚から妊娠・出産までのイベントが一連の流れとなっている」ことが多いです。
そのため、結婚相談所を利用してはいるものの、早期決断を迫られています。
とはいえ30代前半のうちは、結婚したいと言うものの、「もっと良い人と出会ってから」・・・さらに言うと「友人の旦那さんよりハイスペックな人が見つかってから」という理由で、結婚を先延ばしにしている状況が考えられます。
しかし、30代も後半に差し掛かると話は一変します。
高齢出産前に、何としてでも子供を産みたいという思考にシフトチェンジするのです。
やはり第三次結婚ラッシュの女性にとって、35歳以上で高齢出産するのはハイリスクという観点から、なるべく避けたいところでしょう。
また、出産後も、参観日で子供が嫌な思いをしない、成人後もずっと働かなくてもよいという理由で、高齢出産を避けたいと考えている方もいます。
第二次結婚ラッシュの女性と同様に、第三次結婚ラッシュの女性もまた「私は高齢出産ではないのだ」という事実が、ある種のステータスになっているのです。
第三次結婚ラッシュにあたる女性特有の思考に、男性はまたしても置いてきぼりをくらうかもしれません。
しかしながら、第三次結婚ラッシュに乗れるかどうかは、出産における女性のタイムリミットを理解できる男性と出会えるかどうかで、決まると言っても過言ではないのです。
結婚ラッシュに結婚するのはほんとに幸せ?
ところで、結婚ラッシュに女性が結婚するのは本当に幸せなのでしょうか?
後半は、結婚ラッシュの流れに乗るデメリットについて触れながら、結婚ラッシュという現象がもたらす、女性の心理についてお話しします。
結婚式の悩み事が増える
結婚ラッシュに結婚すると、結婚式の悩み事が増えると言われています。
それは、式場や演出、ドレスなどがかぶらないように気を配らなくてはならないからです。
また、みなさん、忙しい合間を縫って慌ただしく結婚式の準備を進めていきますから、当然、イライラも喧嘩もするでしょう。
そこへ両家の両親が絡み、さらに収拾がつかなくなり、そのせいで鬱になるという男性も案外と多くいらっしゃいます。
結婚する本来の目的は、2人が幸せになることであって、結婚式で自らを誇示することではないのです。
完全に目的がずれてしまっているため、男性は疲れてしまうようですね。
男性は、結婚ラッシュの被害者なのでしょうか?
事実、結婚式のいざこざによるマリッジブルーで離婚したカップルもいますからね。
参加者の負担が大きい
結婚式を挙げる本人たちと参加者の心の温度差が大きいのは言うまでもありません。
つまり、心から祝われることを、期待できないということです。
また、そもそも結婚式に来ない可能性もあります。
結婚式のために、わざわざ仕事の休みを取って、交通チケットを手配し、場合によっては宿泊ホテルを決め、ご祝儀を包まなくてはなりません。
また、結婚式当日に向け、スーツを新調したり、着物をレンタルしたり、美容室へ行って身なりを整えたりする必要もあります。
それが年に何回も招待されたら、ご祝儀貧乏になってしまうでしょう。
参加する側もある程度まとまったお金を使うのです。
このように、結婚ラッシュに結婚するということは、参加者の負担が大きく、祝われるどころか逆に迷惑がられる可能性があるというデメリットが存在します。
そういったことから、結婚式を挙げるカップルも年々減少しつつあるようです。
今の時代、結婚式に100万単位のお金をかけるより、新居の資金に充てたり、貯金に回したりしたいという方の割合が多くなっているのかもしれませんね。
女性は“みんな一緒”が好きな生き物である
結婚ラッシュに結婚したがる女性の深層心理は、“みんな一緒”が心地よいという、女性特有の思考回路が絡んでいます。
女性というのは、横並びが好きな生き物です。
みんな一緒で、自分だけ異なる状況になるのを嫌います。
誰か一人良い状況になるのが許せず、自分が悪い状況になると落ち込んだり、足を引っ張ったりすることもあるでしょう。
結婚ラッシュの捉え方
結婚ラッシュに乗り切れなかったとしても、焦る必要はありません。
むしろ、結婚ラッシュにおける女性特有の心理状態に陥らなかったことは、心穏やかなあなたの良さでもあるのです。
まわりに流されず、自分に合ったタイミングで婚活した方が、かえって良い結果を得られるかもしれませんね。
結婚ラッシュに乗り遅れた感じがあっても、今が幸せだと思うなら、焦る必要はありません。
自分のペースで婚活を進め、できることからやっていきましょう。