婚活プロフィールの書き方【性格編】

「出来る限り恋愛結婚をしたいなぁ」「婚活には抵抗があるなぁ」…そう、感じている人が多いかもしれません。
しかし婚活はあくまで相手と知り合うきっかけを提供する場です。
社会学者と少子化ジャーナリストの方が書いた本、“「婚活」時代”によると、就職には「就活」が必要なように、結婚には「婚活」が必要な時代が始まっているとのことです。
著書の中では、現在の若者の4人に1人は生涯独身という驚くべき予測をしています。
現在の若者の行く末を、結婚しにくい時代の到来と共に揶揄しているのでしょう。
そんな現実に合わせて登場したのが婚活サイト・恋活アプリです。
婚活サービスは気軽に出会うことができる反面、会う前のプロフィールや写真で判断されてしまいます。
さて、ここからが本題。
それではどうすればいいのでしょうか。
写真は変えることができないので、プロフィールでしっかりアピールする必要がありますよね。
今回はプロフィール項目の中でも悩みやすい「性格」の書き方について紹介します。
婚活プロフィールの必須項目“性格”が相手に与える影響
結婚相談所、婚活サイトやアプリなどへの登録の際は、プロフィールの作成が必要になることがほとんどですよね。
また婚活パーティーに参加する際は、プロフィールカードを用いることが多く、その中に自分の性格の記入が含まれるときもあります。
プロフィールは自分の言葉で表現しなくてはいけないので面倒だと感じている人もいるでしょう。
しかし自分の言葉で表現するからこそ、婚活のプロフィールはアピールポイントになり、そして自分の性格が表れる部分でもあります。
婚活のプロフィールは、全体の仕上がりから表現方法に至るまで性格が顕著に表れる部分で、写真とともに相手に与える印象に大きく影響を与えます。
婚活のプロフィール欄で性格が出る部分・出ない部分
プロフィール欄には、自分の基本的な情報を記入する部分があります。
「名前、年齢、血液型、出身地、学歴、職業、勤務先」などが含まれていて、これらは事実のみをそのまま記入する欄になります。
次に個人的なことに関することを記入する部分です。
そしてこれらの欄こそ婚活のプロフィールで性格が表れる部分になります。
「自分の性格、趣味、特技、はまっていること」などが含まれており、「理想の年齢、職業、年収」など結婚相手への条件もここに含まれています。
ここで注意してほしいのが、婚活のプロフィールで相手の条件を細かく記入しすぎないことです。
あまり細かく条件を指定すると、“心が狭い”、“要求が多い”など良くない性格の印象を与えてしまう可能性があるからです。
また、その他にも結婚後の理想の生活、夢や希望などを記入できるときもあります。
温かい家庭のイメージなどを表現できれば、婚活のプロフィールで何気なく優しさや穏やかな性格を相手に想像させますね。
最後に自由に記入できる欄がある場合が多く、そこに自己PRを記入したりします。
この自己PR欄は婚活のプロフィールにおいて、自分はこのような性格です、ということを強く表現していると言っても過言ではありません。
婚活のプロフィールで“性格”の表現次第でマッチング後の成功率が変わる!?
婚活のプロフィールでは、「性格」の欄だけでなくいたるところに自分の性格を想像させるポイントがあることを先ほど述べてきました。
それでは、そのこととマッチング後の成功率がどう関わってくるのか説明していきましょう。
お互いに直接会うまでは、婚活のプロフィールで得た情報からその人の性格のイメージが自然と浮かんでいます。
直接会ったときに、実際のイメージと想像していたイメージとが近ければ、その人へ好印象を抱きやすくなります。
自分の思い描いていたイメージに納得し、次のステップへ進むことができます。
しかし逆に婚活のプロフィールから想像していた性格と実際との間にギャップがあると良い印象は与えることはできません。
婚活のプロフィールに特化した“性格”の書き方
当然のことですが、クオリティの高い婚活のプロフィールを作成するためには自分の性格を自分で把握する必要があります。
婚活のプロフィールのためだけに考えた上辺だけの“自分の性格”の表現では、のちのちボロが出てしまいます。
自分の性格を把握する手段として最も良いのは、他人に評価してもらうことです。
仲介型の結婚相談所に入会している場合は、仲介役のコンシェルジュに自分の性格を分析してもらうと良いでしょう。
また、客観的に自分の性格を知りたい人はEQ診断テストを受けて見るのも良いかもしれません。
完成度の高い婚活プロフィールを作るためにも、自分の性格を適格に把握するという作業を怠らないようにしましょう。
婚活のプロフィールで性格を表す言葉
あなたはどんな性格をしているでしょうか?
まずは自分はどんな言葉が当てはまりそうか見てみましょう。
・明るい、ポジティブ、積極的、フレンドリー、おしゃべり、さばさば、アウトドア、てきぱき
・暗い、ネガティブ、消極的、人見知り、物静か、おだやか・インドア、おっとり
■その他の性格を表す言葉
真面目、責任感がある、思いやりがある、芯がある、誠実、負けず嫌い、我慢強い、個性的、几帳面、大雑把、計画的、気分屋、慎重、大胆な、好奇心旺盛、一点集中、優しい、厳しい、協調性がある、マイペース、冷静、感受性がある
自分のマイナスポイントを上手く言い換える
誰しもポジティブな性格だけでなく、ネガティブな部分も持っていますよね。
しかし婚活のプロフィール欄に素直にネガティブな性格を思わせるような表現を使うことはおすすめできません。
例えば、自分には頑固な一面があるとします。
その場合婚活のプロフィールでは、“芯がある性格”、“一途な性格”などと表現することができます。
つまり、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換えるということです。
また、あえて少しマイナスな表現をユーモラスがある表現に変身させることもテクニックのひとつです。
例えば、“慌ててしまうとつい転んでしまうことがある”などかわいいエピソードを紹介したりします。
特に女性のプロフィールで、おっちょこちょいな一面などを表現することで逆に男性が好印象をもつことがあります。
友人や家族からの評価を入れる
いくらプロフィールとはいえ、自分で「やさしくておおらかな性格です」「元気で外交的な性格です」などとアピールしても説得力が足りないことがあります。
そんなときは、なるべく他の人からの評価を入れてあげると良いでしょう。
やはり、自分の意見よりも客観的な他人の意見のほうが説得力があるものです。
まずは、自分のことを良く知っている人に自分はどんな性格をしているのか聞いてみても良いかもしれません。
体験談を入れる
婚活のプロフィールで自分の性格を表現するときに、実際にあった体験談や友達とのエピソードを使う方法もあります。
少し高度な技ですが、エピソードを交えることで表現した性格が本当であると信じやすいです。
特に婚活に熱心な人ではたくさんの人のプロフィールを読んでいるので、ありきたりな性格表現では印象付けることが難しいからです。
シンプルにする
婚活プロフィールの性格はなるべくシンプルにして伝えることが大切です。
初めて会う人に自分の性格を詳しく説明したとしても、そのすべてを覚えていてくれる人はまれなものです。
覚えていてほしいことを詰め込むよりも、より伝えたいことを絞った方が相手の印象にも残りやすいと言えるでしょう。
自分を知ってもらいたい気持ちはわかりますが、気持ちをぐっとおさえて伝えたいことを厳選してみるとよいかもしれません。
全体と個別内容に統一性を持たせる
まずは婚活のプロフィール全体の内容と、”自分の性格“で記入した内容とに矛盾がないようにします。
例えば「自分は落ち着いていて、ゆったりとした性格」だと記入したのに、趣味の欄で「休みの日はアクティブに遊ぶ」と記入すると統一感がありません。
つまり婚活のプロフィールを初めて読んだ人が、全体的に相手がどんな性格なのかがすぐわかるような統一感、スッキリ感を出せるようにするとよいでしょう。
婚活プロフィールは具体的に客観性を意識して書こう
今回は婚活のプロフィールについて、具体例をあげながら作成のポイントを説明してきました。
プロフィールは写真と共に第一印象に大きな影響を与えるので、婚活において手を抜いてはいけない部分です。
実際にプロフィールを作成するときは、他人の客観的な意見を取り上げながら、完成度の高いプロフィールを作成できるように頑張りましょう。