恋愛と結婚の違い!既婚者の本音と「選ぶべき結婚相手」とは?

目次
「恋愛」の延長線上に「結婚」がある?
「恋愛と結婚は、別物」と、よく聞きますよね。
まだ結婚を一度もしたことがない未婚の男女にとっては、“恋愛と結婚の違い”はイマイチ想像がつきにくいものです。

恋愛と結婚は違うって言うけど…
恋愛の延長線上に結婚があるんじゃないの?
結婚は、恋愛の延長線上にある。
その考えは、正解でもあり、不正解でもあります。
何故なら、“恋愛向き(恋人向き)”の異性が、“結婚向き(夫婦向き)”の異性であるとは限らないからです。
では具体的に、結婚と恋愛はどんなところに違いがあるのでしょうか?
結婚と恋愛の違いを学び、結婚相手を選ぶ際のポイントについて紹介していきます。
既婚者に学ぶ!「恋愛と結婚」の違い
付き合うべき人と結婚すべき人の違いは、なんとなくわかるような気がします。
しかし、いくら「恋愛と結婚は別」とは言っても、その違いが本当にわかるのは、既婚者のみ!
結婚の経験がない未婚者は、想像でしか語れないのです。
既婚者は、恋愛の結婚の違いをどうとらえているのでしょうか。
既婚者の本音に迫りましょう。
既婚者の●%が、「恋愛と結婚は別物」だと回答
オウチーノ総研の調べによると、20~69 歳の既婚男女 863 名を対象にしたアンケートで「恋愛と結婚は別物だと思いますか」という質問があります。
なんと72.7%もの既婚者が、「恋愛と結婚は別物」と回答しました。
恋愛と結婚は別物だと思いますか?
恋愛と結婚は別物だと回答した人の意見では「結婚には生活が懸かっているから」「親族や家族も巻き込むものだから」というような理由が多く見られました。
また、別物だと話思わないという意見も27%あり、その理由は「恋愛の延長に結婚がある」という考えからくるものでした。

既婚者の意見はリアリティーがあって信頼できるな!
恋愛と結婚の「4つの違い」
恋愛と結婚には、大きな違いがあります。
「恋人にしたい女性・恋人にしたい男性」と、「結婚したい女性・結婚したい男性」は、少し条件が違っているでしょう。
もう少し補足すると、「恋人にしたい・付き合いたい異性」はぶっちゃけあなたの好み次第であり、明確な特徴や傾向はありません。
しかし、結婚相手となると“結婚すべき人”“結婚に向いている人”という特徴や共通点があります。
大きく4つのポイントで確認してみましょう。
【違い】恋愛は「今」が大切、結婚は「将来」を考える
恋愛で、遠い先のことを考えているカップルはどれくらいいるでしょうか。
恋をすると、「今」が幸せで目の前のことに夢中になってしまう人は少なくありません。
今週末のデートのこと。このあと食べに行く夜ごはんのお店のこと。
目先のこと・好きな人のことを考えるだけで、幸せを感じるものです。
恋愛が一番盛り上がっている時期には、好きな人に会いたいと思ったら自分の心が求めるままに、衝動的に会いに行くなんてこともありますよね。

たしかに、ラブラブな時ってその日のことしか考えてないよな(笑)
翌日がしんどいとわかっていても、彼女に会う時間を作ったりするし。
また、恋人にもっと好きになってもらいたくて、相手に合わせようと努力します。
女性は靴擦れを我慢してヒールの靴を履いたり、髪を切ってみたり。
男性は奮発してデート資金を出したりすることもあるでしょう。
恋愛では、今が幸せであれば、ある程度それで満足できます。
ちょっとした努力で幸福感や充実感を得られるのが恋愛なのです。
では、結婚となるとどうでしょうか。
早い段階で疲れて息切れをしてしまうのは目に見えています。
結婚後も恋愛と同じような生活を続けていける夫婦は、かなり少数・レアケースです。
恋人同士のような関係でいたいと望むなら、かなりの努力が必要でしょう。
結婚をしたら、自然と10年後・20年後・老後の自分たちを想像するようになるのです。
子どもは持つのか?何人欲しい?
仕事はこのままでいいのか?
ローンを組むなら、節約もしなくちゃ。
住居は賃貸?マイホーム購入?
マンションか、戸建てか…
子育てするなら、自治体の支援制度も気になる。
将来は私立の学校に通わせてあげたい。
自分のこれからの人生について、自分だけではなく家族の分まで様々なことを考えだすようになるはずです。
目の前の幸せを大切にすることも良いことですし、もちろん重要です。
しかし、結婚は遠い未来のことも現実的に考えていかなければなりません。
結婚相手を選ぶなら、未来のこと・将来のことをきちんと考えてくれる人かどうかを見極めましょう。
「ケチケチしないで楽しくいこうよ」
「んー、あとで考えればよくない?」
そんな楽天家のパートナーは結婚に向きません。
決断力のあるパートナーを選ぶ必要があるのです。
【違い】恋愛は「二人の世界」で、結婚は「世界の一部」
恋愛をしているときは、自分の気持ち・恋人の気持ちが優先的になっていますよね。
「相手にもっとこうしてほしい」「二人でここに行きたい」などのさまざまな要望や不満には、すべて二人(だけ)の気持ちが根本にあります。
恋愛中はそれでもよかったかもしれませんが、結婚となると“二人の世界”のままでは上手くいきません。
恋愛は二人の世界を楽しむことが許されますが、結婚は“共に暮らすこと”です。
それは、夫婦二人が共に暮らすだけにとどまらず、社会の中に共に暮らすことが求められます。

近所付き合いとか、親戚付き合いとか、古臭い。
私は、そういうの気にしないけどなー?
いえいえ、とんでもない。
あなたがよくても、相手や相手の両親はどう思うでしょうか。
マンションに住んでも戸建に住んでも、隣人との関わりをすべて絶つことはできないでしょう。
恋愛における決断はいつも自由ですが、結婚はそうもいきません。
何かが起きたときに迷惑がかかってしまう範囲が、広がっていくのです。
【違い】恋愛は「ドキドキ・刺激」結婚は「どっしり・安心」
恋愛に刺激が欲しいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか。
特に10代20代の若い頃は、心をかき乱すほどの刺激を求める人も多いでしょう。
例えば、浮気癖のある人を好きになって、相手の言動に一喜一憂。
落ち込んだり舞い上がったり、浮き沈みを繰り返すスリルも、当人にとっては恋愛のスパイスのひとつなのかもしれません。
相手にお金を尽くしたり、家庭のある人と不倫をしたり、危険な恋にハマったり。
あえて不幸な恋愛環境を選んで突き進み、それを刺激的な恋愛の快感だと思い込んでいる人もいます。
恋愛に刺激・ドキドキを求める男女は、多数派。
しかし結婚となると、ドキドキだけでは生活は成り立ちません。

飽きさせない努力をしてくれる彼女は愛おしいよな。
でも結婚となると、浪費家っぽくて嫌かも…
結婚生活は安らぎのある心の拠り所であり、居心地の良い“帰る場所”である必要があります。
パートナーとの間に信頼関係があって、なんでもない日常が幸せだと気付くことが、安心できる結婚への第一歩となるでしょう。
普段から穏やかな生活の中にささやかな幸せを見つけることができる人は、結婚に向いていると言えるでしょう。
楽しい恋愛に“不安定なドキドキ”が有効なのに対して、結婚に必要なのは“どっしりとした安定感”。
浮かれることのない、価値の揺るがない、穏やかな日常。
バランスが保たれて、癒しとうるおいのある時間が“結婚後の夫婦の時間” なのです。
【違い】恋愛は「消費も愛」結婚は「こつこつ堅実」
独身時代の恋愛では誰に制限されるわけでもなく、好きなものを食べたり買ったり自分の好きなようにお金を使っていますよね。
時には恋人に高価なものをプレゼントすることもあったかと思います。
恋人関係だった頃はこうしたプレゼントに愛情を感じ、とても嬉しいものです。
しかし、夫婦関係になると生活していくことに意識を働かせるようになりますので、突然の高価なプレゼントは“大きな出費”とも捉えられかねません。
特に女性は高価なプレゼントをもらうことよりも、家庭のために必要な物や生活費にあてたいと思うようになる傾向にあります。
もちろん、結婚後も変わらずにいつまでも趣味を大切にし、お金を投資したいという気持ちを持っている人もいるでしょう。
しかし、そのような場合は、同じ価値観の男女でなければ夫婦生活は成り立ちませんので注意が必要です。

結婚した途端に、所帯じみた考えになるのは嫌だけど…
玉の輿にでものらない限り、そんなこと言ってられないのよね。
恋愛においては、消費も愛。
欲求を満たすためにお金・モノ・時間・労力などを使ってなくすことも、苦ではありません。
しかし、結婚生活ではコツコツ堅実であるほうが、価値があります。
収入が安定していること。
経済的に自立していること。
お金に対する価値観が合うかどうかは、結婚相手を選ぶ際の最重要項目だといっても過言ではないでしょう。
結婚相手と出会うには…?
さまざまな視点から確認しても、恋愛と結婚は違いがあることがわかります。
しかしどちらも、共通していることは相手に対して愛情があるということです。
同じ未来に向かって歩んでいくこと自体が愛!
愛すべき結婚相手に、出会いたいですね。
飾らない自分を愛してくれる、居心地が良い結婚相手に巡り合うことは、そんなに簡単ではありません。
幸せな結婚生活を手に入れるためには、出会いと行動あるのみです!