見直すべき?!女性の結婚相手に求める条件

結婚相手に求める条件は、誰しもあると思います。
「かっこよくて、優しくて、高収入で…」など、挙げればキリがないですが、婚活がうまく進むよう、ここで一度あなたの結婚相手に求める条件を整理してみませんか?
絶対譲れない条件や、妥協しても問題ない条件など、詳しくみていきましょう。
結婚相手に求める条件~スペック要素~
結婚相手に求める条件は、大きく分けて2つあります。
1つは年収や職業、身長など、その人のプロフィールを見れば一目瞭然な『データ的要素』。
もう1つは、優しい、親切、頼りになるなど、見た目では分からない『内面的要素』です。
この2つの条件について、深く掘り下げてみましょう。
まず『スペック要素』で理想としてあげられる条件をいくつかあげてみます。
- 年収800万円以上
- 国立大卒
- 一部上場企業勤務
- 医者や弁護士
- 容姿端麗
- 身長170cm以上
- 長男以外(将来親との同居なし)
- 実家に資産あり
このような条件は、個々でもかなり高レベルである為、この中の条件を複数満たす人を見つけようとするのはなかなか難しいです。
言い換えれば、スペック要素の条件を1つずつ足していくごとに、あなたの条件にあった男性がどんどん減っていくということです。
結婚相手に求める条件~内面的要素~
次に、結婚相手に求める条件の中の『内面的要素』についてみていきましょう。
『内面的要素』で理想としてあげられる条件には以下のようなものがあります。
- 優しい
- 一緒にいて安心感がある
- 頼りがいがある
- 嘘をつかない
- 明るい
- 価値観が同じ
- 感謝の気持ちや愛情を言葉で伝えてくれる
- 自分に非があるときは素直に認めてくれる
内面的要素は、その人を一目見ただけではわかりません。
ですが、結婚する上で、内面的要素はとても重要です。
自分が理想とする『内面的要素』を持っている人かどうか見極めるには、実際に会って確かめる必要があります。
実際に会って確かめるといっても、ある程度回数を重ねなければ、相手の人柄は見えないと思います。
ただ、婚活する上で、いろんな人に接するうちに、自然と『男性を見る目』が養われていきます。場数を踏むということです。
そうすると、短時間でもなんとなく相手の人となりが分かるようになり、どのような性格かまではわからなくとも、自分と合うか合わないかという感覚的なものは分かってくるでしょう。
結婚相手に求める条件が昔と今では違う?!
結婚相手に求める条件が、昔と今では変わってきているということを知っていますか?
他人の結婚に求める条件が変わってきていると聞いても、自分には関係ないと思われるかもしれませんが、「条件が変化している=人が変化している」ということに繋がるのです。
結婚相手への条件を持つというのは、結婚して幸せになりたいという想いの表れです。
その条件が変化しているということは、結婚して幸せになれる相手は、昔とは違うということなのです。
昔と今の結婚相手に求める条件の違いを知ることで、あなたの結婚相手に対する条件を見直すきっかけになるかもしれませんので、参考にしてみてください。
結婚相手に求める条件【昔】
まず昔の結婚相手に求める条件をみていきます。
昔というのは具体的にいつの事かというと、1980年代後半から1990年代初頭の好況期のことで、いわゆる「バブル期」と言われていた時代です。
とても景気が良かった時代で、一般の人達の生活も潤っていました。
そのバブル期に結婚相手に求める条件として、「三高」という言葉が流行しました。
3つの条件の頭文字をとって「三高」といわれたのですが、その「三高」をご紹介します。
まず1つ目は『高収入』です。
バブルの頃は、今では考えられないほどの高収入の人がたくさんいて、リストラや会社の倒産を心配する人なんていない時代でした。
そのため、安定した企業に勤めているか、ということよりも、高収入な男性を求める傾向にあったのです。
2つ目は『高学歴』です。
偏差値の高い大学であればあるほど良いと、高学歴の人がもてはやされていた時代でした。
バブルの頃は、いい大学を出れば、いい人生が送れると信じられていた為です。
3つ目は『高身長』です。
今でも背が高くてスタイルがよい人は好まれますが、背が低くても顔が良ければ良いという人も多いはずです。
しかし、バブルの頃は、高身長でなければかっこよくないというくらい極端な考え方で、背の高い男性と付き合うことがステータスのような風潮さえありました。
当時のテレビドラマに出てくる俳優さんも、身長が高く、スラッとした方が多かった事も背景にあるようです。
結婚相手に求める条件【今】
では今、結婚相手に求められる条件とは何なのでしょうか。
まず1つ目は『価値観の一致』です。
具体的には、気が合う、食べ物の好みが似ている、金銭感覚が同じなどが挙げられます。
結婚し、長い人生を共に過ごしていくためには、価値観の一致は重要といえるでしょう。
ただ、何もかも同じというわけにはいかないので、生活していく上で欠かせないこと、例えば将来子供はどうするのかや、お金の使い方、貯蓄についてなど。
避けては通れない部分の価値観については一致している方が、結婚生活を長く続けていけるので、そういった面をみていくことが大切になります。
2つ目は『性格や人柄』です。
価値観同様、結婚生活を続けていく上で、性格や人柄は大切な要素です。
ただ優しいや、人柄が良いということではなく、自分との相性や、生活していく上で頼りがいがあるなど、お互い尊重しあえる関係を築けるかというところをみていくと良いでしょう。
3つ目は『安定した職業』です。
バブルの頃は、とにかく高収入や、一流企業勤務など、収入の面を重視していましたが、今は、景気の決して良いとは言えない時代で、どんな会社もいつ倒産するかわからない状況の為、公務員など安定した職業が好まれる傾向にあります。
妥協しても問題なかった結婚相手の条件
結婚への理想を抱くあまり、ついつい結婚相手に対する条件が高くなりがちです。
しかし、結婚してみると、意外とあの時理想としていた条件は、そんなに重要じゃなかったかもしれないと思う人が多いようです。
ここで、結婚相手に妥協しても問題なかった条件をご紹介します。
■第1位 「顔・見た目」……43.9%
■第2位 「学歴」……30.8%
■第3位 「身長」……26.3%
まず第1位の「顔・見た目」ですが、年齢を重ねるにつれ、容姿も変化していきますし、好きになればその人が一番良くみえるという意見もあります。
外見的要素は長い結婚生活にはそれほど重要なことではないようです。
第3位の「身長」についても同様に、見た目のよさは結婚後はそれほど重要ではないという意見が多いです。
第2位の「学歴」については、「きちんと仕事についていれば問題はない」という意見や、「学歴が高くても、問題を起こす人はいる」など、安定した仕事に就いていたり、人柄の良さのほうが重要という意見がありました。
おわりに
結婚相手に求める条件について、様々な視点で見ていきました。
自分が理想としている条件で、見直してみようと思うところはありましたか?
この記事を参考に、みなさんの婚活がより良い方向に進んでくださることを願っています。