結婚の平均年齢ってどれくらい?結婚を意識したら考えておきたいこと

20代後半を過ぎると「まだ結婚しないの?」などと聞かれることって増えてきますよね。
もちろん結婚の年齢に決まりはありませんし、人それぞれにあったタイミングがあるのは当然です。
結婚平均年齢より遅いからといって諦める必要はありませんし、早く結婚したからといって必ずしも幸せになれるとは限りません。
ここでは、結婚の平均年齢やタイミング、結婚する前に考えておくべきことを紹介します。
日本人の平均結婚年齢は何才?
日本人の初婚平均年齢ってご存知ですか?2015年のデータでは、夫が31.1歳、妻が29.4歳となっています。
近年は男女ともに30歳前後が平均初婚年齢となっていますが、10年前は夫が
29.6歳、妻が27.8歳となり、この10年で2歳も初婚年齢が上がっています。
ちなみに2011年は夫が30.7歳、妻が29.0歳だったことから、年々上昇し、晩婚化が進んでいることが分かります。
晩婚化の要因としては、女性の社会進出で妊娠・出産によるキャリアの中断を避ける人や、仕事やプライベートの充実を望む人が増えているためといわれています。
結婚平均年齢を過ぎても大丈夫?
平均初婚年齢を過ぎて、周りも結婚し始めると焦る気持ちが出てくることってありますよね。
しかし、結婚は早ければいいというものでもなく、結婚が遅くても幸せにはなれます。
結婚平均年齢を過ぎて結婚した人たちは、結婚平均年齢を過ぎたことを理由に結婚したわけではなく、精神的に落ち着いた時期や出会いのタイミングなどが、結婚する時期と偶然重なっただけという人が多いのです。
なので、焦る必要もありませんし、焦って勢いのまま結婚するよりは自然なタイミングを待った方がいいのかもしれません。
結婚のタイミング
「結婚はタイミング」とよく聞きますが、どのようにしたらそのタイミングはつかめるのでしょうか?
結婚をあまり意識してなかった人が意識するきっかけとなった相手の言動と、結婚を意識してない相手に対して結婚を意識させた言動に分けて紹介します。
結婚を意識した相手の言動とは
よくあるのが転勤や異動のタイミングで結婚話が持ち上がるというものです。
職場や生活環境や変わるタイミングは結婚に踏み切るにもいいタイミングとなる傾向があります。
また、家族を紹介されたときや、結婚したらどんな生活がしたいかなどという話をしている際に自然と結婚を考える人が多いようです。
付き合っている段階では一緒にいるだけで満足している人が多く、『もしかしたら結婚するかも・・・』という曖昧な雰囲気だけではなかなか結婚には至らないのです。
職場環境の変化や家族からのはたらきかけなどの外的な要因や、結婚についての話題をされることで現実的に結婚を意識し始める人が多いと言えるでしょう。
相手に結婚を意識させた言動とは
上記でも書いたように、家族を紹介したり、『早く嫁にいってほしい』や『早く孫が見たい』などの両親の言葉を伝えると結婚を意識しやすいようです。
料理を作って一緒に食卓を囲んだり、お弁当を作ってあげるなど相手に家庭を意識させる行動をとることも効果的です。
また、『結婚するなら○年後までに決めて』『結婚する気がないなら別れる』といったようにだいたんにも期限を決めたという人や、ストレートに結婚に対する意思を伝えたという人もいます。
出産を考えている女性の場合だと、いつまでも先延ばしにしているわけにはいかないので、相手にはっきりと気持ちを伝えるのも大切でしょう。
結婚に踏み切りたいけどなかなかきっかけがないと悩んでいる人は、ストレートに「結婚」の話題をあげて自分の意思を交えて話すことが必要だといえるでしょう。
結婚の前に考えるべきこと
いざ「結婚したい!」と思っても結婚後の生活を具体的に考えたことはありますか?
結婚したら必ずしも幸せになれるわけではありません。
勢いのまま結婚しても幸せなのは最初だけということも充分考えられます。
結婚を決意する前に考えておきたいことをまとめたので参考にしてみてください。
なぜ結婚したいのか
これってとても重要です。
両親、兄弟、友達、会社の先輩など、周囲の人たちはなんで結婚したのだろうと思うことはありませんか?喧嘩や愚痴を頻繁に聞いているとなおさら疑問に思います。
もしかして、周りからのプレッシャーで結婚しただけなのでは・・・?
「子どもがほしいから。」という理由を述べる人も多いと思いますが、それはまだ先、将来の話なのです。
まずは、『結婚』という現実の事実について、自分には必要なのかを今一度考えてみてください。
周囲のプレッシャーや、相手を独占したいという考えだけであれば、結婚後の生活は悲惨になる可能性が高いです。
相手との価値観
相手に同じ価値観を求めてはいませんか?自分と同じ価値観を持っている相手であれば一緒にいて楽かもしれません。
しかし、ずっと同じ価値観を持つのは難しいです。
同じ価値観を求めすぎていると、結婚後、何十年と一緒に過ごしていくなかで理想が現実にならなかったと落ち込むことが多くなります。
それよりも一生相手を尊敬できるかという価値観の部分を探してみてください。
「この人は自分にないものを持っている」と思うことで、価値観がずれた時に悩んだり落ち込んだりせずに済むはずです。
貯金はどのくらいあるのか
女性の場合、結婚したら貯金額は減る人がほとんどです。
夫にもよるかもしれませんが、多くの女性が生活費を切り崩しているのです。
この状況が何十年も続くとどういう影響を受けるでしょうか?もし離婚したいとなってもできないのです。
「離婚なんてしない」と思っていても先はどうなるかわかりません。
残酷ですが未来に『絶対』はないのです。
万が一のことを考えて貯蓄はとても大事です。
今現在、貯蓄がないというあなたはよく考えてみてください。
結婚は慎重に、年齢だけで決めないこと
結婚は人生のなかでも一大イベントです。
適齢期を過ぎたからといって焦ってもいいことはありません。
自分の考えを明確に持ち、また、しっかりと相手を見極めて、幸せな結婚をしましょう。