フィルムの中の自分探し~婚活写真を安いコストで高いクオリティに仕上げるコツ~

そもそも婚活とはどういうものなのでしょうか。
どうして婚活に写真が必要なのでしょうか?
意外と知られていないと思いますが、“婚活”という言葉が急速に使われるようになったのはここ10年ほど前からになります。
2008年、“婚活”という言葉は流行語大賞を取ったことを皮切りに、急速な広がりを見せました。
依然として女性は、できる限り若いうちに結婚したいという願望があるのに対し、男性は、若い頃はまだ結婚願望が希薄な方も増えてきました。
また、セクシャリティの多様化から、結婚に対する考えも同時進行で多様化し、結婚が難しくなっているのも事実です。
時代の移ると共に変わりゆく価値観ですが、将来的に結婚したいと考えているなら、今こそ、婚活を始める時期にあるでしょう。
一般的に婚活は、結婚相談所や婚活サイトへ登録したり、パーティーへ参加したりすることで出会いの場を提供してもらい、そこにサービス料をお支払いする仕組みとなっています。
昨今は、カップル不成立の場合、返金システムを導入している業者も増えてきましたが、それでも婚活にかかる費用はゼロではありません。
今回は、婚活にかかる費用の中でも「写真」にフォーカスを当てたお話しをしていきたいと思います。
婚活で使う写真撮影時の服装や、かかる費用など、安いコストに抑えられるところは抑えておきたいですよね。
婚活に用いる写真について、撮影方法、安いコストに抑える方法など、あらかじめ知っておくことで、無駄がなくなりますよ!
婚活の写真にかけるお金の安い・高い
そもそも婚活の写真にかけているお金が、まわりと比べて安いのかどうか気になりませんか?
みなさんは写真にどのくらいのお金をかけているでしょうか。
婚活の写真の撮影方法は、スタジオ撮影、撮影機による撮影、個人での撮影などがあり、安いか高いかはプロが撮影しているかどうかで大きく変わります。
まずは近年増えてきているスタジオ撮影、つまりプロの撮影に焦点を当てて考えていきましょう。
皆さんの想像通り、婚活のスタジオ撮影による写真は安いとは言えません。
一般的に、スタジオ撮影では撮影料だけで5000円以上かかる場合が多く、そこに印刷プリント料・オプションが加わり1万円以上かかることも珍しくありません。
スタジオ撮影の婚活写真の値段が安いと感じる余裕がある人は、さらに写真の精度を高めるためのオプションを付けることも可能です。
婚活写真の重要性について考える
第一印象を決める要素の一つである写真は、単に美人・かわいい、ということを映し出すためのものではありません。
その人が優しそうか、誠実そうか、家庭的かどうかなど、結婚を決めるポイントもまた含まれているのです。
そのため、婚活の写真は異性にアピールしたいポイントを表現できる機会、チャンスでもあります。
裏を返せば、婚活の写真に手を抜いてしまうと、望ましくない女性のイメージを与えてしまう可能性があるということになります。
クオリティの高い婚活の写真を撮りたいと思ったら、安いとは言い難いですが、プロに任せるのが安心でしょう。
スタジオでの婚活撮影を行う場合、スタジオには服装に合う背景や照明をプロが選んでくれますし、表情の作り方など、その場で
指示してくれますので、婚活初心者でも比較的良い写真の仕上がりになります。
一番のメリットは、カメラマンによる「第三者の目」が入ることでしょう。
「笑って、笑って!」と言われても、なかなか上手く笑えない…と、苦手意識を持つ方もいると思いますが、第三者の目から見て「暗い表情だな」「緊張しているな」と感じるから言ってくれるのです。
反対に、上手く表情を作り上げることができれば「上手ですよ」「自然ですよ」と言ってもらえます。
ここは是非、第三者の目に従って、良い写真を撮ってもらうと良いでしょう。
また、結婚相談所や婚活サイトなどの信頼性を確かめたい場合は、掲載されている写真が手掛かりになることもあります。
掲載されている登録者の婚活・お見合い用の写真が安いような雰囲気、雑な感じがすると、信頼性は高いとは言えません。
言い換えれば、サイトなどの婚活写真がどれもきちんとした仕上がりの場合は、管理者や仲介役のサポートが行き届いている証拠です。
婚活用のスタジオ写真で工夫しながらも安いコストに抑えたい!
考え方の問題ですが、婚活用の写真で、一つでもクオリティの高いものをデータとして持っていれば、様々な婚活の場で活用でき、結果的に安いコストに抑えられます。
プロの撮影は高いからと婚活写真を自動撮影機など安い撮影方法にしても、失敗して撮り直したり、足りなくなって何度も撮りに行ったりするのであれば、意味がありません。
先ほども述べたように、婚活写真をスタジオで撮影した場合、撮影料だけでも5000円以上が相場ですが、安いと逆に信頼性に欠けてきます。
平均的にワンカットの写真撮影と印刷など込みで1万から2万の間が多いようです。
写真屋さんでは、その他にもたくさんのオプションがあり、メイクや髪型のセットを付けることができたりします。
また、同じくらいの値段でどの写真屋さんにしようか迷ったときは、そのプランにオプションが無料でついているかなど、各種サービス内容で判断すると良いでしょう。
婚活写真のプランで、フォトレタッチなど加工サービスが含まれていたほうが相対的に安いと思います。
さらに最近では、普通の写真を扱うのではなく、婚活やお見合い用の写真を専門に扱っている写真屋さんもあります。
婚活写真専用の写真屋では、スタッフが面談をしてくれたりメイクや服装のアドバイスがあったりと、手厚いサービスがついていることがあります。
同じくらいの値段で迷ったときは、婚活写真のプラン内容を比較し、相対的に安いほうの写真屋さんを選びましょう。
プロが撮影した婚活写真に近づけ、安いと思わせない!
次に、プロ以外の人による撮影についてお話しします。
素人が撮った婚活写真でも安いと思わせず、できるだけ好印象を与える方法はあるのでしょうか?
そもそも、婚活写真が安い・適当・雑…など、あまり好印象を持たれない要因は何でしょう。
カメラが悪いのですかね?
意外と、原因は自分にもあったりするものです。
例えば、髪型がまとまっていない、写真が暗い、背景がおかしい、バランスがおかしいなど、自分で気を付けられる要素が多い場合もあります。
もちろん、婚活写真をインスタントに安い場所で撮ったということもあるでしょうが、適当な印象を与えないよう、最低限、きちんと身なりを整えましょう。
仮に、安く抑えた撮影であったとしても、身なりをきちんと整えている人であれば、綺麗にうつるものです。
写真から、私生活のだらしなさが垣間見えるようなら、NGですよ!
それではこれから男女にわけてそれぞれの撮影ポイントを紹介していきましょう。
女性版~婚活写真撮影を安いコストで抑える~
今の時代、婚活に関係なくとも、SNSで簡単に写真を載せる機会がありますよね。
故に、SNSの感覚で婚活の写真を、安いコストで気軽に決めてしまっている女性もいらっしゃるかと思います。
しかし、遊び感覚の写真と、婚活の写真は違いますので注意してください。
婚活の写真ではSNS映えすると言われる斜めからの角度の写真やゴージャスさはNGです。
男性にとって、安い女性というイメージを与えてしまうので気を付けてください。
女性の婚活写真はやはり「服装」と「メイク」、この2つが安いイメージか品のあるイメージかの明暗を分けると言っても過言ではありません。
服装、メイクは色合いに十分な気配りをしましょう。
スタジオ撮影と素人撮影の大きな違いのひとつが、大きな照明を使って明るく照らしてくれるかどうかも関わっています。
照明がないがために婚活写真が全体的に暗くなってしまうと、性格が暗く見えたりその写真自体安いイメージを持たれたりもします。
それを防ぐためにも、自分たちで撮影する場合、着る服はなるべく淡い色にしましょう。
そして淡い色を邪魔しない背景を選択してくださいね。
また、白い背景に白いシャツだと、顔だけ浮いて見えますので、気を付けてください。
あとは、背景に余計なものが写りこむとその人自身のインパクトにかけるので注意しましょう。
婚活写真撮影において、スタジオの照明を安いコストで再現する方法として外で写真を撮るという選択もあります。
メイクも同様の考え方になります。
写真を撮るとメイクの色が飛んでしまうことがあるので、普段よりも濃いメイクをおすすめしますが、ここで気を付けてほしいことがあります。
目元のメイクだけ濃くしたり、ファンデーションを厚塗りしたりするのは、バランス的に不均一になるので注意してください。
せっかくの婚活写真が、アンバランスなメイクで印象をガラッと変え、まとまりのない印象、安い写真のイメージがついてしまいます。
男性版~婚活写真撮影を安いコストで抑える
男性の婚活写真は、服装、頭髪もさることながら、ひげの有無が安いイメージか、はたまた品のあるイメージかの明暗を分けることになります。
男性の婚活写真はスーツ、ジャケット、シャツが定番ですが、単にこれらの服の金額が高いと品があるように見えるわけではありません。
婚活写真でのポイントは、たとえ安いスーツだったとしても、しわにアイロンをかけたり、一度クリーニングに出したりするなどしましょう。
また、猫背も悪い印象を与えてしまいますので注意が必要です。
特に男性はメイクができませんから、撮影時には、姿勢・服の乱れを意識し、最大限の努力をしましょう。
また婚活写真では、髪の毛にワックスを塗り過ぎても安いイメージがつきやすいです。
頭髪を整えて清潔感を表現するのは大切ですが、不自然に写るほど塗ってしまっては、印象が良くありません。
男性は、メイクができない分、頭髪で大きくイメージが変わります。
写真撮影を機会に、美容室へ行き、髪の毛を整えてもらうのも良いと思いますよ!
まとめ
今回は、婚活写真について、安いコストで高いクオリティを演出するための方法をお伝えしました。
ある程度コストはかかってもプロに撮影してもらうのか、自分たちの手で撮影するのか、それぞれメリット・デメリットが異なりますので、まずは情報を精査してみましょう。
いずれにしても、婚活写真を高クオリティに仕上げる目的は、「会ってもらう」機会を「より多く作る」ことです。
フィルムの中の自分に、あなたは恋をできますか?