自由恋愛ってどんなの?自由恋愛のススメ

あなたが描く「自由恋愛」はどんなイメージですか?
誰とでも平等に愛し合える、きれいな愛のイメージでしょうか。
それとも、性に奔放なイメージでしょうか。
そもそも自由恋愛とはどんな状態?
言葉の意味や、自由恋愛のメリット・デメリットをみてみましょう。
目次
そもそも「自由恋愛」とは
まず、「自由恋愛」という言葉の意味からみていきましょう。
自由恋愛とは、自分の自由な意志でする恋愛のことをいいます。
家族や社会的な身分などに縛られずに、自らの意思でできる恋愛スタイルです。
19世紀イギリスの自由恋愛主義は、「男女は性的な快楽を得る権利が同等にある」というものでした。
当時、自由恋愛はよくないこととされていた一方で“自我の確立、男女の平等の象徴”にもなっていました。
しかし、現代の多くの場面で使われる「自由恋愛」は、もう少し広い意味で使われています。
現代の「自由恋愛」はどういう状態?
自由恋愛の意味をつき詰めていくと、さまざまなとらえ方が出てきます。
不倫や売春などの「結婚や恋愛を目的としない、男女の関係」をイメージする方もいるかもしれません。
現代の「自由恋愛」は “複数の相手と恋愛を同時進行”することを指すことが多いようです。
自由恋愛はその“恋愛のカタチ”によって、いくつかのパターンにさらに分類されます。
この記事では、自由恋愛のなかでも「同時に複数の恋人がいる状態」と「結婚しているが婚外恋愛している状態」について詳しく見ていきましょう。
恋人のシェア!「ポリアモリー」とは?
現代、多くの意味で使われる自由恋愛は、この「ポリアモリー」を指しているのではないでしょうか。
前述した「同時に複数の恋人がいる状態」です。
恋人をひとりに限定しない恋愛。
関係者全員の合意に基づき、多重的な性愛関係を営むライフスタイル。
浮気や二股と何が違うの!?と思う方も多いかもしれません。
大きな違いは “関係者全員が合意している” というところです。
つまり、「私は自由恋愛主義なので、あなた以外にも彼氏がいるけどいい?あなたも私以外とも恋愛を楽しんでね。」といった具合です。
別の恋人ができた場合にはもともと付き合っていた恋人に、報告(関係をオープンに)しなければ、成立しません。
さらに、新しい恋人にも「あなた以外にも彼氏がいるけど、大丈夫?」と合意を得なければなりません。
どこかに秘密が生まれてしまうと、それはポリアモリーとは呼べないのです。

なかなか理解されないことも多いです。
私はマッチングアプリで、同じ自由恋愛主義の方とスムーズに出会うことが出来ました。
彼らに了承を得ているので、他の彼の家に泊まることも、浮気になりません。
どこに行ったとかSNSにもアップしますし、別の彼に共有もします。
夫婦以外の婚外恋愛!「オープンマリッジ」とは?
独身ではなく、既婚者が言う自由恋愛は、この「オープンマリッジ」をさす場合も多いでしょう。
「結婚しているが婚外恋愛が許されている状態」です。
夫婦関係にある男女がお互いに夫婦以外のパートナーを持つことを認める関係。
夫婦以外の性的な関係について、相互に合意している結婚の形。
こちらも、夫婦がお互いに合意していて、関係者各位がそれを認めている状態でなければ成立しません。
婚外恋愛をOKにしたほうが、ストレスをためることがなくなり夫婦関係や家庭にいい影響を与えるという考え方です。
もちろん、まだまだ少数派ではありますが、日本でもこのオープンマリッジを取り入れている夫婦がいるんだそうです。
「同じ恋愛観」を持っている相手と出会うのが難しい…
恋愛観が多様化する現代で「自由恋愛」を認め合う男女が増えることは、自然なことなのかもしれません。
しかし、まだまだ少数派であり、否定的な意見が多いのが現実です。
ですから、自由恋愛主義の男女は、同じ恋愛観を持っている異性と出会うことに苦労します。
多くは、SNSなどで自らの自由恋愛の意思をオープンにして、同じ思考の異性と知り合うそうです。
他に、マッチングアプリでの出会いで交際に発展することが多いんだとか。
マッチングアプリもたくさんありますが、自由恋愛向けのアプリはまだないようです。
メンタリストのDaiGoが監修している【with(ウィズ)】という恋活アプリは、共通点でマッチングされるアプリがおすすめ。
「価値観が似ているかどうか」で異性とマッチングできるので、ギャップがなく出会える恋活アプリとして、好評なんです。

もちろん、自由恋愛の方ばかりが登録しているわけではないので、ご注意くださいね!
自由恋愛のメリット
広がりつつある、自由恋愛。
自由恋愛を体験することには、どんなメリットがあるのでしょうか?
【1】恋愛の形にとらわれない
一人の人を愛するという恋愛もありますし、複数の人のそれぞれのよさを愛するという恋愛もあります。
自由恋愛では、複数の人を愛することを否定する気持ちはありません。
あなたがどうしたいのかに重点をおくのです。
恋愛の形は人それぞれですよね。
自由恋愛では、体だけの関係も一つのカタチであり、相手もそれで良いのなら良いと言えます。

性的な関係にならないパートナーもいますし、セフレとは全く違います。
【2】まさに自由に過ごせる
一番優先されるべきことは、恋愛の相手ではなく恋愛に「自由であること」です。
そのため、相手にしばられたい人には向いていません。
もちろん、恋人に独占欲を抱くタイプの人も向いていないでしょう。
自由恋愛では、恋愛だけでなく、仕事や趣味など、自分が自由に使える時間も大切にします。
【3】相手と自分の時間を尊重できる
将来のことまで相手に求めてしまうと、せっかくのいい雰囲気がダメになり、関係がギクシャクします。
一緒にいる時間だけを心から楽しめば、お互いによい関係を続けていくことが可能です。
自由恋愛は、相手との時間を楽しみますが、相手にそれ以上のことは望みません。
相手が複数いたとしても、相手の自由な時間を尊重してあげれば、嫉妬は起こらないのです。
あなたは、今の恋愛に満足していますか?一人の人に固執して苦しんでいませんか?
一人の人に縛られることなく、いろんな人に愛をそそぐ恋愛もあるのです。
自分は誰とどんな時間を過ごしたいのか、考えてみてもよいかもしれません。
デメリット!自由恋愛の落とし穴
自由恋愛は、当人たちさえ幸せなら、それで良いような気もします。
しかし、もちろんメリットばかりではなくデメリットもあるようです。
いちばん大きなデメリットは、「まだまだ自由恋愛は浸透していない」ということ。
・周囲に理解されない
・気軽に恋バナをできる相手がいない
また、独身で自由恋愛を楽しんでいる人の中には、「このまま一生結婚できないかもしれない」という不安を持った人もいるようです。
それでも自由恋愛する?しない?
いかがでしたでしょうか?
自由恋愛は魅力的なところもありますが、日本ではまだまだ難しい点もあるかもしれませんね。
ひとりで自由恋愛をすることはできません。
恋愛には必ず相手がいて、その相手も自由恋愛主義者ならうまくいくでしょう。
自由恋愛をするなら、相手の状況も考えることも大切なようですね。