結婚相談所の比較ポイントは?気になる成婚率と選び方

「結婚相談所ってたくさんあってどこを選んでいいかわからない」という方多いのではないでしょうか?
いろんなプランがあったり、料金体系が複雑だったりするので結婚相談所を選ぶのって大変ですよね。
そこで今回は、結婚相談所の基礎知識とその選び方を紹介します。
まずは、結婚相談所を選ぶにあたって必要な基礎知識を身につけましょう。
結婚相談所の料金について
結婚相談所は数多くありますが、その内約7割が個人事業主によって運営されており、残りの3割は有限会社や大手企業が運営しています。
その中でも特におさえておきたい企業は下記の通りです。
■ツヴァイ:イオンのグループ企業が運営
■IBJメンバーズ:東証一部上場
■ゼクシィ縁結びカウンター:リクルートのグループ企業が運営
■オーネット:楽天のグループ企業が運営
つぎに料金について説明します。
結婚相談所の料金は入会金、月会費、成婚料の合計を基本としている場合が多いです。
入会金とは、最初にかかる登録料とアドバイザーの選定や婚活プランの設計などにかかる初期費用のことを言います。
月会費は、結婚相談所のサービスを受けるために月々支払う固定費です。
成婚料とは、会員が成婚したら結婚相談所に支払うお金のことを言います。
成婚料がない会社もありますので、なるべく価格を抑えて結婚したい人は成婚料のない結婚相談所を選んでも良いでしょう。
ただし、成婚料がある会社はユーザーの成婚が利益になることもあり、成婚させるためにしっかりサポートしてくれる可能性が高いということも覚えておきましょう。
結婚相談所選びで確認すべきこと
ここまでは、結婚相談所の基礎知識を説明してきました。
では、結婚相談所はそういった観点で選べばよいのでしょうか?
ここでは、結婚相談所選びで確認すべきことを紹介します。
成婚率で選ぶようにする
結婚相談所を選ぶときは成婚率を把握しておきましょう。
成婚率とは一般的には退会された方の中で成婚退会された方の割合のことを言いますが、企業によって成婚率の算出方法に違いがあります。
例えば、IBJメンバーズとパートナーエージェントに2社を見てみましょう。
IBJメンバーズでは「成婚退会者数÷全退会者数」の割合を成婚率としています。
例えば、結婚して退会する人が50人、結婚したかどうかにかかわらず退会した人が100人いたとすると、成婚率は50パーセントになります。
一方、パートナーエージェントの場合はどうでしょう?
パートナーエージェントでは「過去1年間の成婚退会者数÷在籍会員数」の割合を成婚率としています。
例えば、過去1年間の成婚退会者数50人、在籍会員数が1000人とすると成婚率は20%になります。
このように算出するときの母数によって成婚率は変わってくる可能性があるので注意が必要です。
また、成婚の定義や結婚相談所の入会条件も考慮する必要があります。
例えば、成婚の定義を「結婚とするのか」「カップル成立とするのか」によって成婚率は変わってきますよね。
さらに、30歳で年収1000万以上の男性や20代の若くて綺麗な女性のみが入会できる結婚相談所であったなら、成婚する確率は必然的に上がります。
数字だけにとらわれず、その背景までしっかり見て結婚相談所を選ぶことが大切です。
結婚するまでの相手が見つかるまでの期間を把握する
結婚相談所を選ぶときは、相手が見つかるまでの期間を把握しましょう。
実際に結婚相談所に入会してどのくらいで結婚までたどり着けるのか気になる方も多いでしょう。
経済産業省の調査によると、結婚相談所を利用して成婚した女性の平均期間は約10ヶ月
だという結果がわかりました。
10ヶ月という数字には希望が湧いてきますよね。
結婚相談所に入会すれば1年もたたないうちに結婚できる可能性があるということになります。
一方で成婚できない女性の平均期間は約20か月ということもわかりました。
この数値は2つともあくまで平均値なのでそれ以外の可能性があることもしっかり認識しておきましょう。
支店数や規模を把握する
結婚相談所を選びでは、結婚相談所の支店数や所在地、規模を把握しましょう。
結婚相談所は、カウンセリングやお見合いなど店舗を訪れなければならない機会がたくさんあります。
せっかく入会しても近くに店舗がなければ、結婚相談所を上手く活用できない可能性もでてくるのです。
また、通うことができても、遠方であれば交通費がかさむでしょう。
そうならないためにも、自分が通える範囲に結婚相談所があるのかどうか確認しておくと良いでしょう。
また、支店数が多い結婚相談所は、会員数も必然的に多くなっています。
地方に支店があれば、地方の方との出会いもおおいに期待できます。
自分が求めるお相手に出会える可能性も高まるかもしれません。
支店数や会員数、規模などはしっかり比較しましょう。
結婚相談所ごとの成婚率
ではここで、結婚相談所ごとの成婚率と成婚率の算出方法を見ていきましょう。
上でも述べた通り、ただ成婚率を見ても実は成婚率が低く表示されていた方の結婚相談所の方が成婚率が実は高かった!という風になりかねません。
そうならないためにも、成婚率と成婚率の算出方法も併せて紹介します。
まず成婚率の算出方法のおさらい
成婚率の算出方法を上の方でも少しお話しましたが、こちらでも簡単にわかりやすく、算出方法を紹介します。
まず下記をご覧ください。
- 成婚退会した人÷今まで入会した人
- 成婚退会した人÷今現在登録している人
- 成婚退会した人÷今まで退会した人(成婚者数+途中退会した人の数)
多くの結婚相談所が、真ん中の「成婚退会した人÷今現在登録している人」での算出を行っています。
1番成婚率が高くなるのが、「成婚退会した人÷今まで退会した人」なので、成婚率が30%を上回っている結婚相談所だと、「成婚退会した人÷今まで退会した人」での算出の可能性が高いです。
ツヴァイ
会員数30,293人のツヴァイは、男女比が50:50でバランスが良いことでも知られている結婚相談所です。
そんなツヴァイの成婚退会者数は5,613人、成婚率は18.5%です。
成婚率の算出方法は成婚退会者数÷会員数です。
楽天オーネット
テレビCMでも見かけることもある楽天オーネットですが、会員数は49,291人と多いです。
成婚退会した人は11,783人も居て、その率は23.9%。
こちらも成婚退会者数÷会員数で算出しています。
エン婚活
2016年からの婚活サービスであるため、エン婚活では成婚率がまだ公表されていません。
もう少し経てば、成婚率発表があるかもしれませんね。
IBJメンバーズ
IBJメンバーズは55.4%の成婚率を誇る結婚相談所です。
質が高い婚活ができることでも有名なので、聞いたことがある人も多いでしょう。
IBJメンバーズの成婚率は55.4%と高いため、おそらく「成婚退会した人÷今まで退会した人」での算出でしょう。
しかし「成婚退会した人÷今まで退会した人」の算出方法であっても、IBJメンバーズの成婚率はとても高いと言えます。
IBJメンバーズは、成婚の条件が少し厳しいです。
カップル成立で成婚とする結婚相談所が多い中、「プロポーズ・婚約」までを成婚の定義しているのです。
そう考えるとますます、IBJメンバーズの成婚率は高いと言えますね。
情報収集は妥協しないようにしよう
いかがだったでしょうか?
結婚相談所を選ぶときの確認事項はわかりましたでしょうか?
結婚相談所には様々なプランや料金システムがあり、
わかりにくいことも多いかと思います。
しかし、今回紹介した点を意識しつつ、わからないことは自分が納得できるまで調べましょう。
そうすればあなたにピッタリの結婚相談所が見つかるはずです。