高学歴女性の婚活は不利?学歴フィルターをなくす方法

高学歴女子の皆さま。
結婚するお相手に、同等の(あるいは自分以上の)学歴を求めますか?
本音を言うと、学歴があるに越したことはない、と思っているのではないでしょうか。
学歴を重要視する女性は多いもの。
やはり、高学歴な男性は収入も高く頼りがいがあり、知的で話も面白くて、落ち着いているイメージがあるのだと思います。
高学歴男性は、婚活市場では超優良物件!
早めに買い叩いておきたいものです。
逆に婚活市場で、売れ残り物件になってしまうのが、高学歴女性。
え?
高学歴女性は、売れ残り物件?
そんなハズない!
ええ。
そう思う気持ち、よく分かります。
しかし、婚活市場という特殊なマーケットだと、高学歴女性は男性からの需要が低く、苦労することが多いのです。

そんな馬鹿な!
才色兼備な女性は、男性からしてみれば憧れでしょう?
そうですね。
少々、言葉足らずでした。
少しだけ付け加えさせて頂きます。
婚活に苦労するのは、「相手にも学歴を求める高学歴女性」です!
婚活という特殊なマーケットでは「学歴」にこだわりすぎるのは危険。
婚活市場では、高学歴女性ほど未婚率が高い傾向があります。
下図をご覧下さい。
これは、早稲田大学のとある講義中に女性にとった結婚に関するアンケート結果です。
結果から、自分と同等の学歴を求める女性が多いことがわかります。
学歴が高くなればなるほど、結婚相手に自然と同じ高さのハードル越えてもらうことを求めてしまいがち。
知らず知らず、学歴フィルタのようなものを作り出してしまうのです!
学歴フィルタに少しでも心当たりのある女性の皆さん、
本記事では、婚活市場において、高学歴女性が婚活で苦労するメカニズム・婚活を成功させ画うための必勝法をご説明していきます。
気になる方は是非そのまま読み進めて下さいね!
目次
学歴重視の婚活は上手くいかない?
先述した通り、高学歴女性の婚活は上手くいかない傾向があります。
どうして学歴が高い女性の婚活は上手くいかないのでしょう?
男性の本音と、学歴を気にしていない女性の本音を交えて、ご紹介します。
【理由】男性は女性に学歴を求めていない
そもそも、男性は結婚相手の女性に学歴を求めるのでしょうか?
実際に婚活をしている男女に、「結婚相手に学歴を求めるか?」というアンケートを取った結果、面白い違いが見えました。
女性は、結婚相手に学歴を求める人が、68%もいました。
しかし男性は、学歴を求めると答えた人は11%しかいなかったのです。
学歴を気にしないという男性意見が62%です。
【理由】男性は容姿・年齢を重視する
高学歴が求められないとなると、男性が結婚相手に望む条件は何なのでしょうか?
ずばり、男性が女性に求めるものは、「容姿」や「年齢」。
下のグラフは、婚活サイトやアプリを利用している男性ユーザーが、女性のどのポイントを魅力に感じるのかランキング化したものです。

若くて可愛いけりゃ、勉強ができなくてもいいの!?
男って何も分かっていない…
「男は自分の子孫を残すために、本能的に…」
「男性には美しい雌に対しての狩猟本能が備わっていて…」
なんてごちゃごちゃ言い訳が聞こえてきますが、単刀直入に。
要するに男は
若くて可愛けりゃ、学歴なんて重視しません!
【理由】学歴女性は自らの視野を狭めてしまう
婚活市場は特殊なマーケットだと先述しました。
その理由は、婚活市場は最初から、無駄に個人情報が開示され過ぎだからです。
婚活では、最初からプロフィール条件が色々と指定できてしまいます。
だからこそ学歴フィルタがかかりやすくなってしまうのが婚活市場の特殊性なのですね。
ケーススタディ!高学歴女子の余り方
婚活で起こることをもう少し分かり易く、図解してみましょう。
まず、主人公はA子さんで考えて下さい。
A子さんのターゲットはこの中だとB太さんですね?学歴フィルタがかかっているので、D朗さんは眼中に入っていません。
B太さんはどうでしょうか?同じ市場に29歳で可愛らしいC美さんがいるので、B太さんは、A子さんの申し出をお断りして、C美さんにアプローチします。
D朗さんは、自分の学歴が低いということに引け目を感じていそうです。
そのためA子さんへのアプローチを躊躇してしまうかもしれません。
しかし、D朗さんは幸運なことにA子さんも好みのタイプでした。
そのためA子さんC美さん両方にアプローチをしました。
C美さんは、B太さんのアプローチをOKします。
しかし、自分自身も学歴が低いということもあり、同じようにそこまで相手の学歴を重視しないためD朗さんのアプローチもOKするのです。
A子さんに戻りましょう。
D朗さんからアプローチが来ているので確認したところ、学歴が低いことが分かりました。
そのためA子さんは学歴を指標に、D朗さんのアプローチを断ります。
最終結果はどうなるでしょうか?
C美さんが婚活市場ではモテるということになります。
C美さんはB太さん、D朗さんの両方のアプローチを受けるので自然と出会う人の幅も広がりますし、チャンスも多くなります。
一方、A子さんは、中々マッチングに至らず苦労しやすいという構図になるのです。
- 男性は女性に学歴を求めていない
- 婚活市場で高学歴女性は自ら男性に対して高学歴フィルタをかけてしまう
- 逆に学歴にこだわらない女性は出会いのチャンスが広がっている
「高学歴」に関する男性の本音
下記、ある男性の本音です。
この投稿を見てあなたはどのように感じますか?
結婚相手に高学歴を求める女性がいますが、その気持ちが理解しがたいです。
学歴って所詮過去のものだし、それ自体を今後の人生に生かせるわけではない。
過去に優秀だったとしても、その後努力を怠って、現在は高学歴に見合う教養や知性に欠けているかもしれない。
運良く学歴だけ手に入れ、実際の器はそれに見合ったものではないのかもしれない。
職業や収入なら、その人の現在を物語るので、ある程度のものを求めるのはわかりますが…。
結婚相手の学歴にこだわるのは実にくだらないと思ってしまうのですが、皆さんはどう思われますか?
いかがでしょう?
じぶんが高学歴である女性の多くはこの意見に納得できないかもしれません。
人は中身だということはわかっています。
でも、学歴って一つの評価基準になりますよね?
学歴がある人は学生時代に努力してきた人という判断ができます。
周りが遊んでいる間に、将来のことを考えて一生懸命努力してきたのです。
将来を考えて努力ができる男性というのは、女性にとってとても頼りがいがあり安心できるのではないでしょうか…
「高学歴」に関する女性の本音
日本はまだまだ学歴社会。
転職のしやすさも、企業で役員や管理者になるのも、学歴が一要素になる可能性は否定できません。
女性は男性に安心感や安定感を求めます。
何かあった時に、男性に自分をきちんと守ってもらえるのか?
その男性に守れる力があるのか、ということはとても重要なのです。
そして社会的な地位や経済力は、学歴とリンクしている場合が多いです。
学歴が今の日本社会で大きな武器になる。
そのため、学歴は男性を評価する一つのものさしになるのです。
低学歴男との結婚は、プライドが許さない!
進学や卒業を喜んでくれた自身の親や、学友の目を気にしているケースもあるかもしれません。
自分は良い大学を出ているのに、相手は高卒!?
そんな風に、親や友達に言われるのは嫌ですよね?
学歴がある相手と付き合うことは、自分にとってもステータスになり得ます。
「旦那は東大出身で…」なんてフレーズ、言ってみたい。
- 学歴が全てではないと分かっていても判断指標になることは変わらない
- 自分の満足だけでなく、周りに見せるステータス的な要素もある
学歴にこだわらない婚活が成功のカギ?
婚活をするためのフィールドには、「婚活サイト」や「結婚相談所」があるでしょう。
その際、必ず「学歴」を入力する項目があります。
しかし、相手に求める条件の中で学歴にこだわり過ぎると出会いの幅が狭まる危険があることは想像に難くありません。
解決策は一つ。
あえて色々な人とお会いしてみましょう。
中卒だろうが、高卒だろうがお構いなしで良いと思います。
例えば、先ほどの事例でいうと、A子さんがD朗さんにアプローチした場合、マッチングする可能性は高いです。
なぜならば、学歴が低いD朗さんから、学歴の高いA子さんにアプローチするのは躊躇するかもしれません。
しかし、A子さんからアプローチした場合、「こんな僕で良ければ」とD朗さんの方がOKしてくれる確率が高いといえるでしょう。
婚活を成功させるカギは「学歴」のフィルタを取り除き、色々な人を自分の目で見て判断していくということです!
実は婚活のプロフィールには書いていなかった大きな人脈を持っていたり、人柄が素晴らしかったり、そんな発見ができるかもしれません。
婚活偏差値を作ってみる
男性に学歴を求めすぎるのはよくないとわかっていても、なかなか学歴フィルタを外せない女性もいるでしょう。
もう学歴フィルターに完全に毒されてしまっている場合はどうすればいいのでしょう?
解決策としてオススメの方法は、婚活偏差値シートを作ってみること。
男性を色々な項目指標で点数化し、見える化したもの。
手書きでも作れる。
色々な男性に会って婚活偏差値シートを作ることを目的にしてみるといいかもしれません。
色々な人に合うきっかけができます。
婚活偏差値の総合点で男性を比較していきましょう。
もし学歴が無い場合も、他のどのポイントでカバーできるのかが一目瞭然です。
例えばA子さんが婚活偏差値シートを使って、B太さんとD朗さんに会ってみたとします。
またそれに応じてなのか大手企業に就職しており、収入も大丈夫そうです。
ただ、話してみた感じ面白さや優しさはそこまで感じられませんでした。
価値観も合っているかどうか微妙です。
仕事は一生懸命やっているようで、中小企業ですが、日本人の平均年収くらいでしょうか?
話した印象は、とても居心地がよく、ずっと笑いあって話せるような感じでした。
家庭を築くのであれば、理想の人物でした。
面白いことに、婚活偏差値の総合点はD朗さんの方が上回りましたね!
学歴は「2」なのに!
他にあった、価値観や面白さの項目がフィットしたということですね。
もしかしたら、A子さんは「最悪、私が稼いでいけばいい」なんて思うのかもしれませんね。
ポイントは、A子さんはこのD朗さんの魅力を会ってからでないと知ることができないということです。
学歴でフィルタをかけることは、出会いのチャンスを逃してしまうということなんですね!
学歴のこだわりを捨てると、婚期がやってくる!
婚活で学歴を重視することは決して悪ではありません。
しかし、こだわり過ぎると上手くいかない危険もあるということ。
学歴にこだわり過ぎず、たくさんの人に直接会ってみることが婚活を成功させる秘訣です。